ダイソーの『ドリンクボトル』に入れたのは? 警視庁のアイディアを実際にやってみた
もしもの時に備えて、防災グッズを用意している家庭は多いでしょう。
では、旅行などで遠出する際の『備え』はどうしていますか。
2022年、警視庁警備部災害対策課がXアカウントで紹介し、注目を集めたのが、ドリンクボトルの中に最低限の防災グッズを詰める『防災ボトル』です。
自宅用の防災リュックを外出時に持ち歩くのは大変ですが、ドリンクボトルであればコンパクト。
筆者も、出先でも備えられる防災ボトルを、100円ショップの『ダイソー』を中心に揃えてみましたよ!
出先でも備えを!『ダイソー』で防災ボトルを準備
筆者が用意した防災グッズはこちらです!
撮影:grapeライフハック編集部
購入したアイテムと価格
購入したアイテムと場所、値段は以下の通り。
【ダイソー】
・ドリンクボトル(税込み110円)
・携帯用ミニトイレ(税込み110円)
・アルコール消毒綿(税込み110円)
・アルミ保温ブランケット(税込み110円)
・防災ホイッスル(税込み110円)
【セブン-イレブン】
・ようかん(税込み105円)
【自宅にあったもの】
・ビニール袋
・圧縮タオル
・絆創膏
・常備薬
・現金
圧縮タオルや絆創膏、ようかんは、『ダイソー』でも購入できるとのこと。
現金や常備薬を除くと、総額1,000円以下で準備ができそうですね。
なお、防災ボトルに入れる中身は、人それぞれ必要なものが異なるでしょう。
筆者が用意したアイテムは一例として、参考にしてみてください。
防災ボトルを作ってみる
それでは、実際に防災グッズをドリンクボトルに詰めていきましょう。
衛生面に問題のないものは、パッケージから取り出します。
携帯用ミニトイレや圧縮タオルは、ポリ袋やジッパーつき袋に入れ替えてから収納しました。
また、絆創膏と常備薬、現金は、それぞれ小さな袋に入れてまとめています。
撮影:grapeライフハック編集部
防災ホイッスルは、緊急時に自分の居場所を知らせたり、防犯ブザー代わりにも使えるアイテム。
すぐに取り出せるよう、筆者は輪ゴムを使ってボトルのくぼみに固定してみましたよ。
ちなみに、ドリンクボトルを容器に使えば、中身が濡れにくくなるほか、緊急時には水をくむ容器としても活用できるそうです。
そのほか、入れておきたいもの
防災ボトルの中に、次のような情報を書いた紙を入れておくのもよいとされています。
・名前
・住所
・連絡先
・血液型
・持病や服用中の薬
ただし、個人情報が含まれるため、紛失しないよう取り扱いには十分注意してくださいね。
自宅では、水や食料を含めた本格的な防災備蓄を。一方で、旅行先や車の中などでは、コンパクトな防災ボトルを用意しておくのも1つの方法でしょう。
2025年12月31日現在、年末年始で家族が集まる機会も増える時期。
この機会に、『外出先での防災』について、一度話し合ってみるのもよさそうですね。
[文・構成/grapeライフハック編集部]