エレベーター内で『赤い封筒』を渡された小学生 中身に「え、マジか」
2026年の春節は、2月17日です。
春節とは、中国人や中華系の人々における旧暦の正月を祝う行事のこと。新しい一年の幸運や繁栄を願う大切な節目です。
筆者が暮らすマレーシアでも、春節の日は祝日となり、華人を中心に盛大に祝われています。
家族が集まり、ごちそうを囲むにぎやかな春節は、日本の正月と似ていますが、思わぬ違いに驚かされることがありました。
エレベーターで突然、手渡された『赤い封筒』
春節のシーズン中、自宅のある建物のエレベーターに、息子と乗っていたところ、乗り合わせた住民の男性から、突然、赤い封筒を差し出されました。
撮影:grape編集部
息子が受け取り、お礼を言って帰宅後に中を確認すると…なんと現金が入っていたのです!
入っていたのは、日本円で200円ほど。「どういうこと!?」と戸惑ってしまいそうですが、実はこれ、春節に配られるお年玉でした。
春節に欠かせない『アンパオ』とは?
日本の正月と同じように、マレーシアでも春節にお年玉を渡す文化があります。
お年玉は『アンパオ』と呼ばれる赤い封筒にお金を入れて渡されています。赤は幸運や繁栄を象徴する、縁起のいい色とされているのだとか。
日本のお年玉は、親や親戚が成人していない子供に渡すものというイメージですが、こちらでは事情が少し異なります。
マレーシアでは、既婚者や年長者が、子供や未婚の若者に渡すのが一般的。また親戚だけでなく、友人や知り合いの子供にも渡します。
撮影:grape編集部
さらに今回のように、『顔見知り程度』の関係で渡されることも珍しくないとのこと。気前のよさに驚いてしまいますよね!
ローカルの友人によると、中には少額のアンパオを配れるようにと、大量に用意している人もいるそうですよ。
同じ建物に住む子供というだけで、「お祝いだから」と自然に差し出されたアンパオ。
そこには「みんなで福を分け合う」という温かな感覚があるように思えました。
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。[文・構成/grapeトレンド編集部]