『ジャイアント』創業・劉金標さん逝去 東日本大震災では自転車1000台寄付
2026年2月17日、台湾の自転車製造メーカー『ジャイアント・マニュファクチャリング(以下、ジャイアント)』は、創業者である劉金標(キング・リュー)さんが亡くなったことを明かしました。
同社のInstagramによると、劉さんは同月16日の未明、安らかに息を引き取ったとのことです。91歳でした。
自転車メーカー『ジャイアント』創業者・劉金標さんが逝去
日本でも高いシェア率を誇る、『ジャイアント』の自転車。同社は1972年の設立以来、台湾の自転車産業を世界に発展させました。
劉さんは生前、何度も日本を訪れ、サイクリングイベントに参加。地域振興に貢献し、2017年には旭日中綬章を受章しています。
ジャイアントグループは、劉さんの逝去を受け、このようなコメントを公開しました。
私たちジャイアントグループの社員および関係者にとって、「キング・リュー」とは単なる創業者ではなく、常に自ら先頭に立って進むべき道筋を示してくれる、いわば羅針盤でした。
1972年に43歳で巨大機械工業を創立したキングは、品質へのこだわりと未来への想像力を武器として、台湾の一企業であったジャイアントをグローバル企業に発展させ、ひいては台湾の自転車産業全体を世界に押し上げました。
キングは「自転車は単なる産業ではない。生涯をかけるに相応しいライフスタイルである。」という信念を持ち続け、それによって多くの人々の心が動いたことで、サイクリングの世界も広がりました。人々が親しみを込めて「自転車伝道師」と呼んだ通り、まさにこれがキングの功績でした。
わたしたちは、自らの胸中に根付いているキングの理念をあらためて思い起こし、さらに今後も素晴らしいサイクリングワールドの拡大と発展に邁進してまいります。
giant_japanーより引用
東日本大震災では、マウンテンバイク千台の寄付も
2011年に日本で東日本大震災が発生した際、同社は急きょ自転車の生産ラインを確保し、被災地での利便性を考慮した特別仕様のマウンテンバイク『GIANT ROCK(ジャイアント・ロック)』千台を無償提供。
災害によって道路の舗装整備が困難な中でも、被災者やボランティアが安心して移動できるよう、生活のための『足』を援助してくれました。
利便性が高いだけでなく、視認性に優れたデザインも施された『GIANT ROCK』。当時、多くの被災者にとって心身の支えとなったことでしょう。
また、劉さんは東日本大震災の被災地で『復興支援サイクリング』に取り組むなど、自転車を通してさまざまな支援を行っていました。
劉金標さんに日本からも「ありがとう」の声
自転車の利便性だけでなく、乗る楽しさも世界に伝えてきた、劉さん。
同社の投稿に対し、自転車愛好者や東日本大震災の被災者を含む多くの日本人が、感謝の声を寄せています。
・『ジャイアント』の自転車をずっと愛用しています。今後も大切な相棒です!
・日本と台湾の架け橋を作ってくれて、ありがとうございました。
・東日本大震災での寄付を忘れません。
謹んで哀悼の意を表します。
・自転車への愛がすごい人だった。『ジャイアント』のおかげで、ロードバイクの魅力に気づくことができました!
今この瞬間も、日本でもたくさんの人が自転車にまたがり、心地よい風を感じていることを、劉さんは喜んでいることでしょう。
劉さんのご冥福をお祈りいたします。
[文・構成/grapeトレンド編集部]
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