突然「お腹が痛い」と言い出したら要注意! 小児救急医学会の注意喚起に「見落とすかも」「気をつけよう…」
元気いっぱいな幼い子供が何をするかは、もっとも身近な存在である親ですら予測できません。
まだ身体が成熟していないことに加えて、あらゆる知識が不足しているため、時には事故や事件に巻き込まれてしまうことも。
そんな子供たちを守るには、周囲の人々が『保護者』として危険を察知すべく、常にアンテナを張っておく必要があります。
日本小児救急医学会が『自転車に乗る時の注意』を呼びかけ
2026年2月17日、小児救急医療に関する情報を発信する、一般社団法人『日本小児救急医学会』は、Xアカウントを更新。
全国的に被害が報告されているという、日常に潜む危険について注意をうながしました。
子供が3~4歳になると、自転車の練習を始める家庭が多いでしょう。乗れるようになると便利な自転車ですが、使用する上で注意したいことがあるといいます。
子どもが自転車で転んだ後に「お腹が痛い」と訴えていれば要注意!痛みが軽くてもハンドルにぶつけた場合、内臓損傷を起こしていることがあります。
突起物(滑り台・ブランコ・階段・ベンチの角など)にぶつけた心当たりや、お腹に怪我の痕があれば、必ず医療機関を受診しましょう。#小児救急 pic.twitter.com/rUAsmyZzM9— 日本小児救急医学会【公式】 (@jsepsns2024) February 17, 2026
自転車に慣れないうちは、派手に転んでしまうもの。そのたびに膝を擦りむいたり、身体の一部をぶつけたりと、痛い思いを味わいがちです。
だからこそ、子供が「お腹が痛い」と言い出しても、親は「転んだ時に、ちょっとぶつけたのかな」と流してしまうのかもしれません。
…しかし、自転車のハンドルなどで腹部をぶつけた場合、内臓損傷などの深刻な事態につながる恐れがあるのだとか。
子供は言語能力が未発達なため、自身が感じている痛みをうまく伝えることができません。「痛い」という言葉は、親が想像する以上の怪我を訴えている可能性もあるでしょう。
自転車以外も注意したい、子供の内臓損傷
腹部に強い衝撃が加わった際に起こりやすい、内臓損傷。
肝臓や腎臓、腸などが損傷を受け、時には命に関わるケースもあります。
臓器の損傷は外から見えづらいため、視覚的に深刻度合いが分かりづらいことも。そのため、子供の内臓損傷は見落としやすいのでしょう。
自転車のハンドルのほか、斜めにかけていた水筒が転んだ拍子にぶつかり、内臓損傷につながることもあるのだとか。
転倒後、腹痛のほかに嘔吐や息切れ、冷や汗などの症状が見られる場合は、要注意です。
日本小児救急医学会の注意喚起にネットから「気をつけよう」の声
定期的にSNSで注意喚起が話題となる、子供の内臓損傷。
特に、暖かくなってくる時期や、長期休暇のタイミングは、外出の機会が増加するため被害が増加するのでしょう。
日本小児救急医学会の投稿は拡散され、全国の子持ちや、内臓損傷の経験者から反響がありました。
・これは見落とすかも…。幼い子供が転んで「痛い」と言っても、「それくらいで病院って…」と流してしまいそう。
・自分は幼い頃、鉄棒から手を滑らせてお腹を強打しました。その後、内臓損傷していることが明らかになり、1週間入院してしまいました…。
・大人でも本当に注意したほうがいいです。ぶつけた直後は元気でも、後から急に体調が悪くなるケースも多いですから。
・ちょっと大げさでも、子供が痛みを訴えたら小児科へ!こういうケースは親も気づきにくいから、怖いよね。
子供は骨や筋肉が未発達なため、ちょっとした怪我によって、深刻な事態を招く可能性があります。
アクシデントが発生した場合は、できるだけ大人が経緯と現状を聞き取り、場合によっては速やかに医療機関へつなげましょう。
[文・構成/grapeトレンド編集部]