言葉が分からない2人がいて… 言語堪能なアイルランド人の行動に「すごい」「めちゃくちゃ共感」
外国語を学ぶ理由は、試験や仕事のためだけではありません。
時には、人と人との間に立ち、互いの理解を深める力にもなり得るでしょう。
そんな外国語の意義を実感させられるエッセイ漫画が、2026年1月30日現在、Xで注目を集めています。
言葉が分からず険悪に見かねたアイルランド人の行動
話題の作品を描いたのは、高校教師のパパ頭(@nonnyakonyako)さんです。
物語は、パパ頭さんが海外で暮らしていた幼い頃に、レストランで目にした出来事から始まります。
言葉が通じない旅行客が店員にからかわれ、胸が痛んだ光景が、ふと浮かびました。
そして時は流れ、現在。英語や中国語、韓国語など複数の言語を操るアイルランド人の同僚と会話をする機会があり、外国語を学ぶ理由を尋ねたのですが…。
同僚が外国語を学ぶきっかけとなったのは、英語と中国語しか話せない2人の外国人の間に立ち、自身の英語で仲介した経験でした。
間に入ったことで、険悪だった2人の関係は和らぎ、最後にはすっかり仲よくなったそう。
国や文化の違いによる対立が複雑化している昨今だからこそ、同僚は外国語を学び続け、「人と人とをつなぐ人になりたい」と夢を語ります。
同僚の熱い思いに触れ、パパ頭さんもまた、外国語を学ぶ決意を新たにしたのでした。
海外在住経験のある高校教師感じる外国語の大切さとは
作品に登場する同僚の姿を通して、外国語を学ぶ重要性を再確認した筆者。
幼少期を海外で暮らしたパパ頭さんに取材し、同僚へ抱く思いや、外国語の持つ力などを聞きました。
――同僚の尊敬する点を教えてください。
たくさんあるうちの1つとして、お互いの『違い』から生じる摩擦や軋轢(あつれき)を、自分の努力で解消しようとする姿勢を尊敬しています。
――外国語が持つ力については、どのように感じますか。話者にとっての思考を根元で支える『OS』のようなものだと思っています。
複数の言語を理解することで、それぞれの話者がどんなプロセスでモノをとらえ、表現しているのかを、多角的に理解することができると考えていますね。
外国語を、人と人とが互いを理解するための『土台』のような存在だと感じるパパ頭さん。
そして、パパ頭さんが尊敬する同僚の姿からは、性格などの違いを越えて他者を理解しようとする優しさが伝わってくるでしょう。
外国人のやり取りを描いた漫画『1万いいね』の大反響
『繋ぐ人』と題したパパ頭さんの作品には、Xで1万件を超える『いいね』がつき、共感のコメントが数多く寄せられました。
・めちゃくちゃ共感しました。
・すごい人ですね。
・かっこいいなあ…。自分も、もっといろいろな言語を話せるようになりたい!
・こんな考え方ができる人、本当に尊敬する。
・まじでこれ。いろんな言語を学べる環境があるからこそ、こんな風に生きたいな。
言葉を学ぶことは、まだ見ぬ誰かと分かり合うための一歩なのかもしれません。
パパ頭さんの作品からは、国や文化を越え、人同士をつなぐ言語の力を改めて感じさせられますね!
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grapeマンガ編集部 しぶちゃん]