入浴時、すぐにシャンプーは損してる? 泡立ちが劇的に変わる『1分』の行動とは
毎日のバスタイム。お風呂場に入ったら、まずはお湯で髪を濡らして、すぐにシャンプーを始めていませんか。
実はその『いきなり濡らす』という習慣だと、もったいないことをしているかもしれません。
「もっと泡立ちをよくしたい」
「髪のパサつきを抑えたい」
「将来の抜け毛が心配…」
そんな悩みを抱えている人にぜひ試してほしいのが、シャンプー前のたった1分の『ブラッシング』です。
現役美容師の岡田充さんに、プロが『プレ・ブラッシング』をおすすめする理由と、正しいやり方を教えてもらいました。
美容師「シャンプーの洗浄力を最大化できます」
――シャンプー前にブラッシングをすると、どんなよいことがあるのですか?
大きなメリットは4つあります。
1.汚れを浮かせて、泡立ちをよくする
ブラッシングは髪のもつれを解くだけでなく、地肌から行うものです。
そうすることで、根元に溜まったホコリや余分な皮脂を浮かせることができます。
あらかじめ汚れを浮かせておくことで、シャンプーの泡立ちがよくなり、洗浄力を引き出せるようになります。
2.髪への負担(摩擦)を減らす
もつれたまま髪を洗うと、指が引っかかって余計な摩擦が起き、髪を傷めてしまいます。
先にブラッシングで整えておけば、洗う時の摩擦が減り、髪に優しいシャンプーができます。
3.抜け毛の除去と予防
すでに抜けて髪の間に挟まっている『抜け毛』を先に取り除けるので、排水口の詰まり予防にもなります。
また、適度な刺激が血行を促進してくれますよ。
4.ツヤとまとまりがアップする
ブラッシングでキューティクルを整えることで、洗い上がりのツヤやトリートメントの浸透もよくなります。
――ブラッシングの手順を教えてください。
ブラッシングの手順は以下のとおりです。
手順1:まずは『毛先』からほぐす
画像提供:岡田充
いきなり根元からブラシを通すのはNGです。
まずは毛先の絡まりを優しくとかし、引っかかりをなくしておきます。
手順2:生え際からスタート
画像提供:岡田充
顔周りの生え際にブラシを当て、地肌を心地よく刺激しながら後ろへ動かします。
手順3:頭頂部へ向かって進む
画像提供:岡田充
そのまま、頭のてっぺん(頭頂部)に向かって、汚れをかき出すようにブラシを通していきます。
手順4:サイドをブラッシング
画像提供:岡田充
耳の上あたりのサイド部分も同様に、頭頂部へ向かって引き上げるように動かします。
手順5:襟足(バックサイド)を仕上げる
画像提供:岡田充
最後に、後ろの襟足部分から上に向かってブラッシングします。
髪の流れに逆らうように動かすことで、地肌全体の汚れがしっかりと浮き上がります。
――力加減はどうすればいいですか?
心地よいと感じる程度の強さで十分です。
地肌に当たっても痛くない、先が丸くなっているブラッシング用のブラシを使うのがおすすめですよ。
今夜から『1分の新習慣』を
頭皮も顔と同じ肌の一部。
年齢とともに固くなりがちな頭皮をほぐしてあげることは、美しい髪を育むために大切です。
服を脱ぐ前のちょっとした時間に、今夜から『1分のブラッシング』をプラスして、指通りの違う洗い上がりを体感してみませんか。
[文・取材/LUIS FIELD構成/grape編集部]