米を炊く時はお湯でもいい? べちゃっとしない洗米方法を、象印に聞いた
寒い時期、冷たい水のまま洗米していますか。
中には手の冷たさに我慢できず、ぬるめのお湯にして研いでいる人もいるかもしれません。
ぬるめのお湯に切り替えて研いだ時、気になるのが米やご飯の炊き上がりへの影響。
米を炊く時の『水温』について、象印マホービン株式会社(以下、象印)に聞いてみました。
米を炊く時の適切な水温
象印によると「温かい水で洗米するのは、NGなお米の洗い方の1つ」だといいます。
洗米時、水の温度が高くなっている状態だと、お米が必要以上に水を吸ってしまい、炊き上がりがベチャッとした食感になる原因になります。
水の温度が高いとおいしく炊くことが難しくなるようです。また、このような指摘もありました。
水の温度が高いとお米の温度が上昇して、アミラーゼという酵素が働き、お米のでんぷんが糖に分解されてしまいます。
糖は水に溶けやすく、洗い水と一緒に流れて、甘みの少ないご飯になってしまいます。
上記のような理由から、冷水がおすすめだといいます。
最初のすすぎや洗いの段階では、冷水を使うのがおすすめです。
水温40~50℃の水を入れた場合、内釜内の水温が高い状態が続くため、少しやわらかめに炊ける可能性があります。
ちょっとした温度の違いでも仕上がりに差が出るので、おいしいご飯を炊くためには水温にも気を配りましょう。
※写真はイメージ
ちなみに、水温以外の注意点として『力を入れて洗ってしまう』『最初のすすぎが不十分』という2つも挙げられました。
洗う際にお米に傷がつくと、炊き上がりがベタついたり、風味や栄養価が下がったりします。
また、最初のすすぎをおろそかにすると、お米にぬかの匂いや雑味が残ってしまい、炊き上がりの風味が損なわれます。
お米は水を加えた瞬間から吸水を始めるため、最初のすすぎでしっかり汚れやぬかを落とすことが大切です。
洗米・炊飯時の『水温』についてご紹介しました。意外なことに、水の温度はご飯の炊き上がりに影響があるようです。
もし「水の量は合っているのに、なぜかベチャッとした炊き上がりになる」という場合は、水温が高い可能性があります。冬の間は冷たさがネックになりますが、おいしいご飯にするためにも、冷水で洗米・炊飯するようにしましょう!
[文・取材/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]