お年寄りのために雪かき 秋田での体験を描いた漫画に「グッジョブ!」「震えるわ」
秋田県で暮らした経験のあるジャスティン(@Justin_ocarina)さんが2026年1月29日、雪かきにまつわるエピソードを描いた漫画を、Xで公開し、注目を集めています。
描いたのは、若い頃に体験した出来事。ある日、大量の雪が降り、お年寄りが多い地域だったことから、夜明け前から雪かきに励んでいたのですが…。
秋田県で雪が積もって…夜明け前から雪かきに取り組むと?
雪がなくなったと思ったのもつかの間。なんと、雪かき後に近隣住民が起き始める頃には、再び雪が降り積もっていたのです…。
自然の前では、人の努力が追いつかないこともあります。
雪国ならではの厳しさを感じさせるエピソードですよね。
お年寄りのために雪かきに励む実話を描いた漫画に反響
周囲の人たちのことを思い、雪かきに励んだジャスティンさん。
自身の経験を描いたエッセイ漫画には、称賛の声が寄せられました。
・優しい…。惚れそうだわ。
・逆にいうと、雪を放っておいたらこの2倍積もるってことだよね…。震える。
・起きてから雪かきをしなければいけないおじいさんやおばあさんにとっても、きっと一からやるよりは楽だったはず!グッジョブです!
漫画の作者が明かす『秋田県の雪かき』とは?「生きるために不可欠」
grapeがジャスティンさんに取材し、雪かきの意義について話を聞いたところ、その重要性を教えてくれました。
秋田県の方言では、雪かきを『雪よせ』と呼びます。雪国では、生きるために不可欠な作業という感じでしょうか…。
雪よせをしなければ車も出せません。また、雪よせをせずにいて、屋根から垂れ下がってくる雪と、地面から盛り上がる雪がくっつくと、家が引っ張られて倒壊するリスクもあります。
特に年配の人たちは屋根にのぼって雪下ろしをすることもできないので、誰かが助けなければなりません。
秋田の人たちは老若男女、みんなが頭が下がるほどの働き者で、人助けはもはや文化でした。
若い当時、私も何か人の役に立ちたいと思っていましたが、雪よせはほかの人のためにできる分かりやすい仕事だと思っていましたね。雪国で暮らす人にとって、雪かきは単なる作業ではなく、日々の暮らしを守るための大切な営みの1つなのでしょう。
ジャスティンさんのエピソードからは、人を思いやる気持ちが、雪国の文化として根づいていることが伝わってきますね。
※本記事は投稿者様の許諾を得た上で掲載しております。
[文・構成・取材/grapeマンガ編集部]