【英語】何でもかんでも『know』は失礼? 「知っている」の正しい伝え方を解説
「それ、知っている!」
「あの人、知っている!」
日常会話でよく使う「知っている」という言葉。英語にしようとすると、真っ先に思い浮かぶのは『know』ではないでしょうか。
しかし、日本語の『知っている』の感覚で『I know』を使い回すと、思わぬ誤解を生むことがあるのです。
そこで本記事では、日本語の『知っている』を正しく伝える『know』以外の便利フレーズを紹介します。
相手の話に「うん、分かった」と返したい時は?
相手の説明を受けて、「理解したよ」と伝えたい時は次の表現が便利です。
I see.
『I see(アイ・スィー)』は、『なるほど』『分かった』という意味の定番フレーズ。相手の話を受け止め、理解したことをやわらかく伝えられます。
説明を聞いた直後の相づちとして使いやすく、ビジネスでも日常でも使える便利な表現です。
That makes sense.
『That makes sense(ザット・メイクス・センス)』と伝えると、『納得』というニュアンスになります。
理解に加えて、同意も含めて伝えたい時に便利です。
※写真はイメージ
なんとなく知っているだけの時は?
相手に「これ、知っている?」と聞かれて、「名前は聞いたことがあるけど、詳しくは知らない」と伝えたい時は、次の表現が便利です。
I’ve heard of it.
『I’ve heard of it(アイヴ・ハード・オブ・イット)』は、『聞いたことはあるけれど、詳しくはない』という意味です。
ここで「知っているよ」を直訳して『I know it(アイ・ノウ・イット)』を使うと、詳しいと思われてしまい、話を深掘りされることがあるため注意しましょう。
「あの人、知っているよ」と言いたい時は?
相手に「◯◯さんって知っている?」と聞かれて、日本語の感覚で『know』を使うのは危険です。
英語の『I know ○○』は「○○さんとは知り合い(面識がある)」という意味になります。
例えば、テレビで見ただけの有名人を指して、この表現を使うと、「え、知り合いなの?」と勘違いされたり、ウソのように聞こえたりするので注意が必要です。
I know who ○○ is.
『I know who ○○ is(アイ・ノウ・フー・○○・イズ)』は、『○○さんが誰かは知っている』という意味です。
会ったことはないけれど、名前や顔は認識している時に使えます。
I’ve met ○○.
『I’ve met ○○(アイヴ・メット・○○)』は、『○○さんと面識がある』という意味の表現です。
一度挨拶した程度の関係なら、この表現だと誤解がありません。
※写真はイメージ
「知っている」の意味を考えて英語にしよう!
教科書でもよく登場する『know』ですが、場面によっては強く聞こえたり、意図と違う伝わり方をしたりします。
使いたい場面に合わせて、どのようなニュアンスで『知っている』のかを踏まえて、ぴったりな英語を使えるように意識してみてください!
[文/川田幸寛構成/grape編集部]