切ったちくわに衣をつけて… できた節約おかずに「肉より好きかも」【管理栄養士のレシピ】
物価高が続いて、食費の節約を意識する人も多いでしょう。
そんな中、リーズナブルでいろいろな料理に使いやすいちくわは、手に取りやすい食品ですね。
魚肉練り製品のちくわを使って、肉の人気メニューがおいしく作れることを知っていますか。
今回はトンカツのちくわバージョン、『ちくわカツ』の作り方を紹介します。豚肉との比較や、満足度と栄養価をアップするアレンジもありますよ。
『ちくわカツ』のレシピ
用意するものは以下の通り。
材料
【材料(2人分)】
・ちくわ1袋(4本)
・薄力粉、溶き卵、パン粉、油各適量
撮影:小泉明代
1.ちくわを切る
ちくわは縦半分に切りましょう。
撮影:小泉明代
2.衣をつける
ちくわに薄力粉、溶き卵、パン粉を順につけていきます。
撮影:小泉明代
衣がはがれないように、パン粉は手で軽く押さえてつけるとよいです。
撮影:小泉明代
3.揚げ焼きにする
フライパンに1cm程度の油を入れて、中火で熱します。温まったら衣をつけたちくわを入れます。
撮影:小泉明代
普通に多めの油で揚げてもよいですが、フライパンで揚げ焼きもできます。揚げ焼きの火加減は弱火から中火が目安。
こんがりと色づいたらでき上がりです。
撮影:小泉明代
せん切りにしたキャベツを添えると、カツらしさがアップする気がします。
撮影:小泉明代
ソースなしでおいしい!
こんがりと色づいたパン粉の衣にソースをかけたくなりますが、まずはそのまま食べてみましょう。
撮影:小泉明代
口に入れるとサクッとした衣の食感、次にちくわの弾力のあるぷりぷりとした歯ごたえが楽しめます!
ちくわの味だけで十分おいしく食べられました。ソースをかけてもいいですが、さっぱりとレモンを絞ってもおいしかったです。
肉のジューシーさはありませんが、ちくわならではの味わいと食感が魅力的で、おつまみやお弁当などにも活躍してくれそうだと思いました。
豚肉との違いは…
文部科学省の『食品成分データベース』によると、ちくわと豚ロース肉の100gあたりの栄養価は以下のようになります。
エネルギー:ちくわ107kcal、豚肉248kcal
たんぱく質:ちくわ13.2g、豚肉19.3g
脂質:ちくわ0.4g、豚肉19.2g
食塩相当量:ちくわ2.5g、豚肉0.1g
※ちくわは『焼き竹輪』、豚肉は『大型種肉・ロース・脂身つき・生』
ちくわは高たんぱく、低脂質な食品です。油を使うカツはカロリーが気になりますが、豚肉で作るカツに比べて、カロリーや脂質を少なくすることができるでしょう。
一方、豚肉に比べてちくわは食塩相当量が多いです。ソースや醤油などの調味料をかける時は、ちくわの塩分を意識して使いたいですね。
そのほかの栄養素については、こちらの記事でも紹介しています。
たんぱく質&満足度アップアレンジ!
ちくわは身体を作るもとになるたんぱく質を多く含みますが、豚肉に比べると少ないです。
1回に食べる量を、ちくわ2本=60gとした場合、たんぱく質の量は7.9gで、トンカツ用の豚ロース肉1枚=100gに含まれるたんぱく質は19.3gに比べて半分以下となります。
もうちょっとたんぱく質を摂りたいと思ったら、卵を加えたアレンジ『ちくわカツ丼』はいかがでしょう。
撮影:小泉明代
文部科学省の食品成分データベースによると、生の卵の可食部は、100gあたりたんぱく質12.2gを含む栄養価の高い食材です。
卵1個=可食部50gを追加すれば、たんぱく質を6.1g増やせますし、ボリュームも満足度もアップできます。
『ちくわカツ丼』は、水、醤油、みりん、砂糖などでタマネギを煮て『ちくわカツ』を入れたら溶き卵を加えます。そのままカツ煮として楽しむのもおすすめです。
アレンジも楽しめて、おいしく節約ができそうな『ちくわカツ』。豚肉がちょっと高いなと思う日には、ちくわでカツを作ってみてはいかがでしょう。
[文/小泉明代構成/grape編集部]