中山翔貴が映画「教場 Requiem」の撮影を通じて得たものは… 「役だけでなく人間としても成長できた」
「作品を通じて、役だけではなく、人間としても成長しました」
そう語るのは、現在公開中の映画「教場 Requiem」に出演した、俳優の中山翔貴さんです。
同作は、小説家・長岡弘樹さんの小説をもとにした、俳優・木村拓哉さん主演の大人気テレビシリーズの集大成。
動画配信サービス『Netflix』で独占配信の映画「教場 Reunion」に続く完結編として注目を集める同作で、物語序盤にスポットライトが当たる生徒役を演じた中山さんが、grapeのインタビューに応じました。
©フジテレビジョン©長岡弘樹/小学館
大ボリュームのインタビューを、前後編に分けてお届けします。ぜひ最後までお楽しみください。
映画「教場 Requiem」に出演の中山翔貴撮影時を振り返る
『教場』シリーズは、木村さん演じる神奈川県警察学校の教官である風間公親が、さまざまなトラブルを抱える生徒たちをふるいにかけ、次々と『退校届』を突きつけていく物語。
中山さんは、2人の女性と三角関係になる生徒の真鍋辰貴を演じました。
撮影:grape芸能編集部
難しい役どころですが、中山さんは「真鍋と自分は恋愛のタイプが違う」と思いつつ、演じるにあたって共通点を探ったと言います。
真鍋はチャラチャラしているというわけではなく、優しいがゆえに流されてしまった青年です。
人の気持ちを尊重できる一面は、自分の持っている性格と共通する部分があったので、そこから広げて役作りにつなげました。
作中で育まれた絆は俳優同士にも
また、作中では数々のトラブルに見舞われながらも、ともに学ぶ生徒の間で強い絆が生まれていく姿が描かれています。
劇中では、一糸乱れぬ行進や厳しい訓練に耐える生徒たち。
中山さんら演じる側も、撮影前から所作を学ぶ『訓練』が入るなど、その裏には本当の警察学校のような日々がありました。
撮影:grape芸能編集部
共演者とも、作中の生徒同士のような絆が生まれたのでしょうか。中山さんは撮影当時を振り返りながら、このように語っています。
最初は僕たちの行進もバラバラでした!
それでも、半年近くの撮影期間の合間に、コミュニケーションを取りあって、少しづつ本当の仲間のようになっていきました。
今作は基本的にストーリーの順番に沿って撮影されているので、役が成長していくのと同時に、俳優側も人として成長して、仲が深まっていったのが映画にも出ていると思います。
ストーリーの順に沿って撮影されたことで、キャラクターと同様に、俳優同士も『仲間』へと変わっていく…。
フィクションでありながら、そこに映し出されているのは、俳優たちが実際にぶつかり合い、分かち合った本物の感情といえるでしょう。
一番苦戦しそうな『訓練』は?
撮影:grape芸能編集部
grapeは、「もし本物の警察学校に入ったら、どの訓練で一番苦戦しそう?」という質問もしてみました。
中山さんはほぼ即答といった様子で「勉強ですね!」と断言。その意外な理由を、苦笑いしながら明かしてくれています。
体力的に大変な部分もありましたが、腕立て伏せとか、重りを持って走るとか、訓練自体はポジティブにこなせていたんです。
きつくはありましたが、もともと野球をやっていて、今でも運動は続けているので。
ただ、勉強だけは…。教室のシーンで、きちんと台本を読み返さないと理解できません。
「これが本当の授業だったら、絶対に分かっていない」と思いました!
作中で挟まる座学のシーンでは、生徒たちも頭を悩ませていましたが、演じる中山さんも何度も台本を読み返すなど、苦労していたようです。
中山翔貴「ずっとスター」木村拓哉の驚きのサプライズ
中山さんは、同作で主演を演じた木村さんとの共演についても話してくれました。
木村さんは、小さい頃から僕たちの中ではずっとスター。そんな人とご一緒できるのがまず幸せなことでした。
撮影:grape芸能編集部
実は、木村さんはこのようなサプライズをして、中山さんたちを驚かせたそうです。
初めてお会いしたのが、撮影前の訓練をしている時です。
たまたま木村さんが衣装合わせの日で、風間教官の制服を着たまま覗きに来ました。
予告もなく来られたので、どちらかというと木村さんに会ったというか「風間教官だ!本物の風間公親が来た!」と思ったのが最初です。
あの瞬間は忘れらないですね。しびれました。
木村さんの茶目っ気あふれるエピソードですね。ただ、突然風間教官がやって来て、生徒たちは肝が冷えたかもしれません!
緊張感のあるシーンを振り返る
劇中では、立っているだけで迫力満点の風間教官と、中山さん演じる真鍋が対峙する場面があります。演じている時は緊張感があったと言い…。
空気感と圧が特殊な人なので、木村さんが立たれるだけで、現場が『教場』の空気になります。
僕は恋人である生徒と2人で、風間教官に対峙するシーンがあり、役として緊張しながら、僕自身も緊張していました。
その緊張感をいい意味で演技に使えたのは、木村さんが『風間公親』という役を作り上げ、現場の空気感を作るスタイルでいてくださったからかなと思います。
どうしても伝えたかった想い
撮影現場では、基本的に風間教官として立ち続けた木村さん。しかし、お昼休憩などで、中山さんはどうしても伝えたいことがあったのだとか。
僕が大好きなゲームの主人公を、木村さんが演じていて…。どうしてもそれが伝えたくて、一度言いました。
そうしたら、ゲームならではの撮影方法を教えてくれて、すごく嬉しかったです!
撮影:grape芸能編集部
ゲームならではの撮影方法とは、人や物体の動きを、カメラやセンサーで計測して、3次元データとして記録する『モーションキャプチャー』のことです。
人間らしい複雑な動きを再現でき、ゲーム内でも、木村さんらしい表情や身体の動きを見ることができます。
満面の笑みで木村さんとの思い出を語った中山さんは、ずっと憧れていたヒーローに会ったように、喜びを噛みしめていました。
中山さんの熱量に応えてくれた木村さんの、サービス精神を感じるエピソードですね!
後編では中山翔貴の『私生活』を深掘り!
撮影:grape芸能編集部
中山さんは、撮影現場にいたからこそ感じられた空気を、詳しく話してくれました。
木村さんの徹底した役作りを受けてのコメントも、ますます映画「教場 Requiem」への理解を深めてくれるでしょう。
後編では、中山さんが最近プライベートでハマっていることや、『教場』の風間教官のように自分に厳しくしてしまったエピソードなど、私生活を深掘りしていきます。
また、中山さんのサイン入りチェキを、1名様にプレゼント。企画の詳細は後編をご覧ください!
中山翔貴プロフィール
撮影:grape芸能編集部
経歴
2022年デビュー。主な出演作に映画『沈黙の艦隊』、テレビドラマ『下剋上球児』(TBS系)など。デビュー4年目にして出演作は20作以上。
出身地
東京都
生年月日
1999年3月18日
趣味
野球漫画『メジャー』を読むこと
[文・構成・取材/grape芸能編集部ずいきゅう]