ゆで卵をつるんと剥く方法は? 日本卵業協会に「ボロボロにならないコツ」を聞いた
ゆで卵を作る際、特に難しいのが殻剥きです。上手に剥ける時もあれば、なぜか白身が殻にくっついてボロボロになる時もありますよね。
では、常につるんと剥くには、どうすればいいのでしょうか。ゆで卵をきれいに剥くコツを調べてみました!
ゆで卵の殻をきれいに剥くためのポイント
『一般社団法人日本卵業協会』に、ゆで卵をつるんと剥くコツを聞いたところ、以下の回答がありました。
まず、ゆで卵を作る時は、ふくらんでいる側(丸みのあるほう)に画鋲や安全ピンで穴を開けてからゆでましょう。
こうすることで、卵殻膜(卵殻の内側にある膜)とゆで上がった卵白との間に水が入るため、殻が剥きやすくなると考えられています。
続けて、このようなアドバイスももらいました。
ゆで卵にするには、新しい卵より古い卵のほうが剥きやすいといわれています。
これは新しい卵の白身に『炭酸ガス』が多いのが理由です。
炭酸ガスが抜けることで卵と殻の間に隙間ができ、卵の殻が剥きやすく、さらに食感もよくなるといわれています。また、炭酸ガスが抜けるまでの期間は、産卵から1週間程度といわれています。
ほかにも、「ゆで上がった直後に冷水で冷やすといい」といいますが、これは本当なのでしょうか。
同じく『一般社団法人日本卵業協会』に聞いてみました。
本当です。冷やすことで白身と殻の間に隙間ができ、殻が剥きやすくなります。
ゆで卵をきれいに剥きたい場合は、以下の3つのポイントを実践してみましょう。
・産卵からしばらく時間を置いた卵を使用する。
・ふくらんでいる側に画鋲や安全ピンで穴を開ける。
・ゆで上がったら冷水で冷やす。
※写真はイメージ
ちなみに『ゆで卵の保存期間』については、このように解説しています。
ゆでる条件や、ゆでた後の保存温度、殻の割れの有無によって異なります。
株式会社光琳が発行する『卵-その化学と加工技術』によれば、硬くゆでた場合、5℃で2~3か月、10℃で3週間、25℃以上の室温で3~7日間程度の期限であるとされています。
殻を剥いた場合は、殻つきの3分の1から2分の1程度だといいます。注意点として、硬くゆでて殻がついているものでも、家庭では保存期間が上記よりも短くなります。
家庭の場合、殻にヒビのないものは10℃保管で3~4日、いつ殻にヒビが入ったか分からないものは食べるのを控えてください。また、殻を剥いたものはその日のうちに食べることをお勧めします。
ゆで卵を上手に剥くコツやポイントをご紹介しました。「いつもゆで卵を剥くとボロボロになっていた」という人は、ぜひ試してみてください!
『一般社団法人日本卵業協会』は、この記事で、ゆで卵の冷凍保存についても詳しく解説しています。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]