「テレビを見る」←英語でいえる? 日本人がつい間違える『見る』の使い分けを元教員が解説
普段、何気なく見ている景色や光景。日本語だと、だいたい全部『見る』で済んでしまいますよね。
ところが英語の『見る』には、大きく『look』『watch』『see』の3つの単語があり、場面ごとに細かく使い分けています。本記事ではその使い分けをクイズ形式で紹介します。
「日本語では、どう表現したらよいのだろう?」と、想像をふくらませながら読んでみてください。
『タワーが見える』と言いたい時は?
まずは、「タワーが見える」と伝えたい時の表現です。『look』『watch』『see』 のどれを使うでしょうか。
正解は…
正解は『see』です。
『see』は『自分から見ようとしなくても、勝手に目に入る』イメージ。次のような場面で使えます。
・I can see the tower from here.(ここからタワーが見える)
「見て!」と声をかける時は?
続いて、誰かに「これを見て!」と声をかける場面。この場合はどの表現を使うでしょう。
正解は…
正解は『look』です。『look』は『意識して視線を向ける』という意味。カメラのレンズをそこに向けるような感覚です。
・Look at this.(これを見て)
先ほどの『see』が視界に勝手に入ってくるのに対し、『look』は「自ら目を向ける」という違いがあります。
テレビを観ている時は?
それでは、テレビを観る時はどれを使うでしょうか。
正解は…
正解は『watch』。『watch』には『動いているものや変化するものをじっくり見る』という意味があります。
・I’m watching TV.(テレビを観ている)
『look』が視線を向ける瞬間に重きを置くのに対し、『watch』は時間経過とともに追いかけるイメージです。
ドラマやスポーツ観戦、『バードウォッチング』など、動きや変化をじっくり追うものに『watch』が使われます。
使い分けのポイントは意識と時間
日本語ではどれも『見る』ですが、英語では状況に応じて使い分けています。
ふと視界に入ったら『see』。意識して目を向けるのが『look』。
動きを追って見続けるのが『watch』です。
何かを目にした時、「これはseeかな?それともwatchかな?」などと考えてみると、面白いかもしれませんよ!
[文/川田幸寛構成/grape編集部]