すぐに使い切れない大根は… キッコーマンがおすすめする保存方法
煮物や炒め物、さらには漬物まで、1年中食卓に欠かせない大根。
丸ごと1本買ったものの、使いきれず腐らせてしまった経験はありませんか。
大根をおいしく長持ちさせるには、買ってきた直後の『ひと手間』が大切なポイントになります。
当記事では、食の安全とおいしさを追求するキッコーマン株式会社(以下、キッコーマン)の知見をもとに、大根の保存術を紹介します。
ちょっとしたコツを知っておくだけで、最後までムダなく、おいしく食べきれるようになりますよ。
大根保存の基本は『葉を切り落とす』
大根を購入した後、そのまま冷蔵庫に入れていませんか。
キッコーマンによると、大根のおいしさを保つためには『葉を切り落とすこと』が重要なのだそうです。
※写真はイメージ
葉がついたままだと、大根自体の水分や栄養が、成長しようとする葉のほうにどんどん吸い上げられてしまうのだとか。
その結果、おいしさが失われてしまいます。
切り落とした葉も無駄にしないよう、根と分けて個別に保存するのがポイントです。
実は大根の葉は栄養価が高いため、捨てずに活用することで、大根を丸ごとおいしく味わえるでしょう。
大根を冷蔵保存する方法
ここからは、大根の鮮度を守る保存のコツや手順などを詳しく解説します。
1.大根を3つにカットしてラップで包んで冷蔵保存:約2週間保存可能
葉を切り落とした大根を丸ごと1本冷蔵する時は、そのままだと場所をとるため3つに切り分けましょう。
みずみずしい真ん中の部分を多めにとるのがコツなのだとか。
※写真はイメージ
カットした大根はラップでぴっちり包み、冷蔵庫の野菜室で『立てて』保存します。
この方法で約2週間ほど日持ちするとのことです。
2.大根を下ゆでしてから冷蔵保存:約1週間保存可能
下ゆでしてから水に浸して冷蔵保存する方法は、煮物やおでんなどの調理時間を短縮できるメリットがあり、約1週間保存可能となります。
・大根を切って皮を剥く
まず、葉を切り落とした大根を厚さ約2cmの輪切りにし、皮を厚めの約3mmにむきましょう。サイズが大きい場合は半月切りにしても構いません。
・中火でゆでる
鍋に大根と浸る程度の水、塩1つまみを入れ、中火で透明感が出るまで約15分ゆでます。
・容器に入れて冷蔵保存
粗熱が取れたら、容器に大根と浸るくらいの水を入れ、蓋をして冷蔵庫で保存してください。
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大根を冷凍保存する方法
続いて、大根を冷凍保存する方法を紹介します。
2〜3週間で使い切れない時は冷凍しましょう。
1.大根の葉は『刻んで塩もみして』冷凍保存:約1か月保存可能
大根の葉は、冷凍保存することでムダなく使い切れるそうです。
以下の手順で正しく保存しましょう。
・下準備
切り口の乾いた部分を切り落としたら、反対側の根元も切り落とします。その後、流水できれいに洗ってから、約5mm幅に刻んでください。
・塩もみと水気のカット
ボウルに移して塩2つまみを入れ、ギュッとつかむようにしてもみます。ボウルの上で握り、しっかり水気を絞るのがポイントです。
・冷凍庫へ
ジッパーつきの保存袋に入れ、空気を抜いて平らな状態にします。金属製のトレーにのせて冷凍庫に入れれば完了です。
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2.『イチョウ切り』や『短冊切り』にして冷凍保存:約1か月保存可能
大根をイチョウ切りや短冊切りにして保存袋に入れて冷凍すれば、約1か月保存できます。
冷凍することで細胞が壊れるため火の通りが早くなるメリットがあり、調理時間の短縮につながるでしょう。
賢い保存方法で、大根1本をムダなくおいしく使い切ろう
大根の鮮度を保つための『葉を切る』ひと手間は、誰でもすぐに実践できる方法です。
食材を大切に使い切って、家計にも優しく過ごしたい人は、ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。
※写真はイメージ
また、大量消費できるメニューを知っておくと、大根1本は意外とすぐに食べきれます。『大根のしぼ生漬け』は、薄いイチョウ切りや短冊切りにした大根をキッコーマンの『しぼりたて生しょうゆ』と和えて、冷蔵庫で15分ほど漬け込むだけで食べられる手間いらずのレシピです。
手軽に作れるレシピも活用しながら、大根を無駄なくおいしく使い切りましょう!
[文・取材/ブリジア構成/grape編集部]