ふとんを干す時に実はNGな行動 寝具メーカーに聞いた正しいしまい方
暖かい日が増え、「冬用の布団はいつ替えるべき?」「どうしまえばいいの?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
寝具は毎日使うものですが、替え時や正しい収納方法を知らないまま使い続けているケースも少なくありません。
本記事では、寝具メーカーとして長い歴史を持つ西川株式会社のウェブサイトの情報を参考に、布団の正しい替え時、しまい方、春から夏にかけての寝具選びのポイントについて紹介します。
布団の正しい『替え時』とは?
快適な睡眠には、布団の中の温度や湿度を適切に整えることが大切なのだとか。理想的な寝床内環境は、温度33±1℃、湿度50±5%です。
気温が上がり始める春から初夏にかけては、寝室環境に合わせて寝具を見直すタイミングといえるでしょう。
※写真はイメージ
ボリュームのある冬布団から、薄手の掛け布団や吸湿性の高い寝具へ切り替えることで、快適な睡眠環境を整えやすくなりますよ。
『冬布団』のしまい方と収納のコツ
冬布団をしまう際は、あらかじめ干して湿気をしっかり逃してから収納することがポイント。
雨が降った翌日は地上から蒸発した水蒸気が多いことから、晴れていても布団干しは極力避けたほうがよいでしょう。
また、布団の素材によってお手入れ方法が異なる場合があるので、収納前には取り扱い表示をしっかり確認することも大切です。
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干した布団は防虫剤を入れた布団袋や使い古しのシーツで包み、湿気の少ない場所に収納しましょう。押入れやクローゼットに収納する場合は『スノコ』を敷いておくと湿気がこもりにくくなるそうです。
布団は、下からマットレス、敷き布団、毛布、掛け布団の順に重ねるのが理想的とされています。ダニやカビを防ぐためにも、使わない期間でも定期的に干すことを心がけましょう。
『羽毛布団』のしまい方と収納のコツ
羽毛布団の場合、湿気に弱いため、収納する前にカラッと晴れた日に干して湿気をしっかり逃すことが大切です。
羽毛布団は吸湿性や放湿性に優れているため長時間干し続ける必要はなく、『10~14時頃までの間に片面ずつ1~2時間ほど干すのが目安』とされています。
日光や紫外線で側生地が傷まないよう、カバーやシーツをかけたまま干しましょう。
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収納する際は、マットレスや敷き布団など重い寝具を下にし、軽い羽毛布団は一番上に置くのが基本とされています。
また、圧縮袋で強く圧縮すると羽毛がつぶれてふくらみが戻りにくくなる点に注意しましょう。通気性のある収納袋やシーツでふんわり包み、湿気の少ない場所で保管することが長持ちさせるポイントのようです。
春から夏にかけての寝具選びのポイント
春から夏にかけての寝具を選ぶ際は、素材とお手入れのしやすさがポイントなのだとか。
ウールやシルクなどの天然素材は吸湿性や放湿性に優れており、寝床内の湿気を調整しやすいとされています。
また、麻はサラリとした肌触りに加えて発散性にも優れているので、汗をかきやすい春や夏に適した素材のようです。
これからの時期は睡眠中の汗や皮脂汚れが寝具につきやすいため、清潔さを保つためにも洗濯機で洗えるアイテムを選ぶとよいでしょう。
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季節に合わせて寝具を見直すことで、快適な睡眠環境を整えやすくなります。
布団の替え時や正しい収納方法、春から夏に適した寝具選びを意識し、清潔で心地よい寝室環境を保ちましょう。
※本記事は出典元企業の許諾を得た上で掲載しております。
[文・取材/ブリジア構成/grape編集部]