かえって高くつくかも? トイレの間違った節水術と正しい方法3選
毎月の水道代を少しでも安くするため、トイレの節水に励んでいる人もいるのではないでしょうか。
しかし、よかれと思ってやっているその工夫、実は故障のリスクがあるかもしれません。
本記事では、太陽光などの再生可能エネルギーの活用促進や電力サービス『Looopでんき』を提供する株式会社Looop(ループ)に、トイレのやってはいけない節約法や水道代を賢く抑えるコツを聞いてみました。
やってはいけない『NG節約術』
やってはいけない節約法として、タンクにペットボトルを入れる方法があります。
トイレのタンク内の水位が上がることで、その分の流れる水量を減らすことができますが、動作不良や故障のリスクがあるのだとか。
ペットボトルがタンク内の部品に接触して『水が止まらない』などの動作不良を引き起こすことがあるそうです。
また、ペットボトルで水流が妨げられると、流れにくくなったり、排水管が詰まったりするなど故障の原因にもなります。
トラブルが起これば、修理などで費用が発生し、かえって出費が大きくなってしまうため、この節約方法は避けましょう。
今日からできる!トイレの正しい節水方法3つ
それでは、正しいトイレの節水術を紹介します。
誰でも今すぐ実践できる方法は以下の3つです。
1.レバーの『大と小』を正しく使い分ける
一般的なトイレでは『大レバー』と『小レバー』で流れる水の量に約2ℓの差があります。
4人家族がそれぞれ1日にトイレへ大1回、小3回行くと想定し、すべてを大レバーで流すと、正しく使い分けている家庭に比べて、水道料金だけで年間で約2,000円もの差が生じるとのことです。
※写真はイメージ
ただし、トイレットペーパーを使った場合は、詰まりの原因になるため、小でも大レバーで流してください。
2.何度も水を流さない
トイレの洗浄を『1回だけ』にとどめることは、シンプルで効果的な節約術です。
音や臭いを消すために何度も流す習慣は、無意識のうちに大きなコストを積み上げてしまいます。流すのは1回だけにして、音に関しては市販の消音グッズを活用し、臭いは消臭スプレーで対策するのが、賢い節約の近道といえるでしょう。
3.節水便利グッズを賢く使う
トイレの節水対策に節水グッズを使うのも効果的です。2つの節水グッズを紹介します。
※写真はイメージ
無駄な放水を防ぐ『ウォーターセーバー』
ウォーターセーバーは、レバーを元に戻すと水が止まる節水便利グッズ。
自分のタイミングで水を止められるので、タンクの水を使い切る前にレバーを戻せば、節水効果が得られます。
単価は1,000円程度で、取りつけも簡単です。
水洗トイレ節水器ロスカット
水洗トイレ節水器ロスカットは、流した後の無駄な水を止める便利グッズ。
トイレのタンク内には『ゴムフロート』という部品があり、浮き上がることで水を流し、流れ終わると再び蓋をして水を止める仕組みです。
水洗トイレ節水器ロスカットをゴムフロートに装着して、蓋が閉まるタイミングを早めるだけで、1回あたり30%以上の節水が実現するとのこと。
工具不要で、簡単に取りつけられます。
今日からトイレの正しい節水習慣を
『トイレの節水=とにかく水の量を減らせばよい』と思いがちですが、自己流の無理な節水は予想外の修理費用を招くかもしれません。
※写真はイメージ
タンクにペットボトルを入れるなど、故障の原因となる方法は避け、レバーの使い分けや便利グッズの活用といった仕組みで賢く水量を減らしましょう。
今日から、家計にもトイレにも優しい正しい節水を始めてみませんか。
[文・取材/ブリジア構成/grape編集部]