運転中、救急車が来た時は… 警察に聞いた正しい交通ルール

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運転中、救急車が来た時は… 警察に聞いた正しい交通ルール

運転中、後ろから救急車やパトカーのサイレンが聞こえてきて「どう避ければいいの」と戸惑ってしまったことはありませんか。

一刻も早く道を譲らなければと思うあまり、「とりあえず止まればいいのかな」と、その場で判断に迷ってしまうこともあるかもしれません。

実は、緊急自動車への道の譲り方には、状況に応じたルールが定められています。

あらかじめ知っておくことで、いざという時にも落ち着いて対応しやすくなるでしょう。

運転中、救急車が来た時は… 警察に聞いた正しい交通ルール

※写真はイメージ

千葉県警察への取材をもとに、緊急自動車が接近してきた際の正しい対応について紹介します。

『交差点』でサイレンが聞こえたら どうよけるのが正解?


交差点で緊急自動車が後ろから接近してきた場合、どのように対応すればよいのでしょうか。千葉県警察に話を聞きました。

――交差点やその付近で緊急自動車が接近してきた時、どのように対応すればよいですか?

自動車や自転車などの車両は、交差点を避け、道路の左側に寄って『一時停止』することがルールです。


具体的には、次のとおりです。

・すでに交差点に入っている場合は、できるだけ速やかに交差点の外へ出ます。

・これから交差点に入る場合は、手前で停止します。

基本的には『左に寄って一時停止』が原則ですが、一方通行の道路などで、かえって緊急自動車の通行の妨げになりそうな場合は、例外として道路の『右側に寄って』一時停止します。

――交差点の付近とは、どれくらいの距離なのでしょうか?

『交差点の付近』について具体的な距離は決まっていませんが、このまま進むと緊急自動車と同時に交差点に入る状況を防ぐための規定ですので、救急車との速度差等で判断することになります。

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――交差点以外の場所ではどのように譲ればよいのでしょうか?

交差点やその付近以外の場所としての回答となりますが、その場合は道路の左側に寄って、緊急自動車にゆっくりと進路を譲ってください。必ずしも一時停止をする必要はありません。

――状況によって変わるのですね。
そのほかに運転者が気をつけるべき行動や注意点はありますか?

道路の状況は場所によって違いますので「こうすれば絶対大丈夫」とお伝えするのは難しいです。まずは慌てず、周囲の安全を確認してください。

――これらのルールに従わなかった場合は、どうなるのでしょうか。

規定に沿った運転行動を取らなかった場合、緊急自動車の優先を定めた『道路交通法第40条』に抵触する可能性があります。

また、この規定は、緊急自動車に追い越される場面だけでなく、交差する場合にも含まれますので、ご注意ください。

――違反した場合の罰則について教えてください。

本条の規定に違反した場合、道路交通法第120条第1項第2号に基づき、5万円以下の罰金が科される可能性があります。

交通反則通告制度によって処理される場合は次のような金額になります。


・大型車は7,000円

・普通車や二輪車は6,000円

・原付は5,000円

あわせて、違反点数が1点付加されます。

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迷ったらまずは停止!ルールを守って安全運転


緊急自動車への正しい対応ルールは、自分や周囲の安全を守り、誰かの命を救う手助けになる大切なものです。

サイレンが聞こえると焦ってしまうこともあると思います。判断に迷ったら停止して、緊急車両の指示に従ってください。

この際、急停止や急ハンドルは他車を巻き込む事故を誘発する恐れがありますので、落ち着いて周囲の状況を確認してください。

日々の運転は気を張ることも多いですが、無理のないペースで、思いやりのある運転を少しずつ取り入れていきましょう。

[文・取材/LUIS FIELD構成/grape編集部]

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