ニットは洗わずに何回か着てもいい? 洗濯研究家が教える『正解』に目からウロコ【節約のコツ】
洗濯研究家の平島利恵です。
最近は水道代も電気代も値上がりしているため、洗濯での『節約』を意識している人も多いと思います。
以前、『切り詰めてはいけない洗濯のポイント』をお伝えしましたが、今回は逆に『ここは節約できる』というポイントをお伝えします。
意外と「使わなくていいもの」「やらなくていいこと」があるんですよ。
節約1:柔軟剤・酸素系漂白剤は毎回不要
※写真はイメージ
柔軟剤や花王株式会社の『ハイター』などの酸素系漂白剤を、毎回の洗濯に入れていませんか。
実は、どちらも毎回使う必要はないんです。
柔軟剤
タオルや肌着など、汗や水分を吸ってほしい衣類には逆効果。繊維をコーティングしてしまうので、吸水性が落ちてしまいます。
株式会社ユニクロの『エアリズム』などの速乾素材も同様です。
酸素系漂白剤
「ニオイ対策に」と毎回入れている人も多いですが、普段の洗濯は洗剤だけで十分。漂白剤は、洗剤で落ちない汚れやニオイがある時に使えばOKです。
「使わなくていい時は使わない」。これだけで柔軟剤代も漂白剤代も節約できますよ。
節約2:洗剤の入れすぎは意味がない
撮影:Heulie
「たくさん入れたほうが汚れが落ちそう」と思って、洗剤を多めに入れていませんか。
実は、規定量以上入れても効果は変わりません。
むしろ、洗剤の入れすぎはすすぎ残りの原因に。
衣類に洗剤が残ると、ニオイや蓄積汚れにつながってしまいます。
洗剤は規定量を守るのが一番。これだけで洗剤代の節約になりますし、すすぎ残りも減らせますよ。
節約3:毎回洗わなくていい衣類も
撮影:Heulie
実は、毎回洗わなくていい衣類もあります。
衣類は、着用と洗濯を繰り返すことで劣化していきます。洗いすぎは、衣類の寿命を縮めてしまうことも。
特にニットなどは、水に濡れることで繊維が傷むものもあります。【毎回洗わなくてもいい衣類】
・ジーンズ
・ニット、サマーニット
・アウター類
汗や染みなどの汚れがついていなければ、2〜3回着てから洗ってもOK。
洗濯の回数を減らすことで、水道代・電気代の節約になるだけでなく、衣類も長持ちしますよ。
ただし、毎回洗ったほうがいい衣類も!
撮影:Heulie
汗をかいた服、肌に直接触れる肌着、靴下、Yシャツ、タオルなどは毎回洗いましょう。
これからの季節は、汗や皮脂汚れを放置すると、ニオイや黄ばみの原因になります。シミや汗は早く洗ってきれいに保つことで、買い替えを減らせますよ!
節約というと「水道代を減らす」「洗剤を減らす」と考えがちですが、「使わなくていいものは使わない」「洗わなくていいものは洗わない」というのも立派な節約です。
今回紹介した3つのポイント、ぜひ試してみてくださいね。
[文・構成/平島利恵]