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【考察】同じスーツ・髪型なのに別人 高橋一生の演技力に舌を巻く『リボーン』第5話

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【考察】同じスーツ・髪型なのに別人 高橋一生の演技力に舌を巻く『リボーン』第5話

SNSを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、イラストレーターの渡辺裕子(@satohi11)さん。

2026年4月スタートのテレビドラマ『リボーン ~最後のヒーロー~』(テレビ朝日系)の見どころを連載していきます。以下、ネタバレが含まれます。

渡辺裕子さんがこれまでに書いたコラムは、こちらから読めます。

2017年、あかり商店街の春祭りの実行委員長を任された野本英人(高橋一生)だが、商店街の人々が好き勝手に言ってくる意見をまとめるのに四苦八苦。

一方、英人の妹の英梨(横田真悠)は根尾光誠(高橋一生)の秘書として多忙な日々を送っていたが、『NEOXIS』が自社ビルを購入するための大事な交渉があることをうっかり忘れてしまい、当日光誠が海外出張で不在という窮地に。

光誠の部下の友野達樹(鈴鹿央士)と考えた末、光誠にそっくりな英人に、影武者として交渉に臨むことを依頼する…。

【考察】同じスーツ・髪型なのに別人 高橋一生の演技力に舌を巻く『リボーン』第5話

中身が光誠の英人が、光誠の影武者として光誠を演じる第5話。


文章にすると「いったいなんのことやら」という複雑な展開なのだが、それを難なく演じてみせる高橋一生さんの演技力に舌を巻く。

同じスーツを着て同じ髪型、でもあちらの『光誠』は、現時点の光誠。

【考察】同じスーツ・髪型なのに別人 高橋一生の演技力に舌を巻く『リボーン』第5話

ここに座っている『光誠』は、英人が真似をしている光誠。この微妙な違いが、見ていてちゃんと理解できてしまう。

特徴であるホクロも描いて、ますます光誠にそっくりになった英人は、口調や振る舞いも真似るようにと光誠の動画を見せられる。

以前は当たり前だった自分の強い言葉と仕草に「改めて見ると、ちょっと恥ずかしいな」と心の声をもらす英人。

数年ぶりでもすばやく髪型をセットできるし、社長の椅子にも座り慣れている。

体は光誠の動作を覚えているのに、心はすでに遠く離れているのだ。


【考察】同じスーツ・髪型なのに別人 高橋一生の演技力に舌を巻く『リボーン』第5話

恥ずかしく思いつつも、光誠のセリフを繰り返し練習する英人を褒めているつもりで、友野がさらっと光誠をディスるのが、今回1番の爆笑ポイントだった。
「傲慢で身勝手な感じも出てますね」

「目的のためには、他人の事情など考慮しない感じも」

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誰にでも優しく、真面目な好青年である友野。

そんな彼にそこまで言われちゃうくらいひどい性格の『光誠=自分』…。

怒ることも反論することもできず、ただ「なるほど」と英人である光誠は返すしかない。

【考察】同じスーツ・髪型なのに別人 高橋一生の演技力に舌を巻く『リボーン』第5話

光誠の影武者となった英人が『NEOXIS』自社ビル購入のために交渉する相手は、以前の歴史と同じ社長令嬢・篠宮愛(星野真里)。

交渉する場所も会話もすべて同じ、これは順調に交渉成立だろうと思いきや、二倍の金額を提示されてしまう。

英人が運命を変えたせいで、『NEOXIS』のライバル社・蒼萬の一萬田社長(坪倉由幸)が、そのビルに二倍の値段をつけてきたのだ。

おまけに、篠宮が過去にはなかった質問を投げかけてくる。


【考察】同じスーツ・髪型なのに別人 高橋一生の演技力に舌を巻く『リボーン』第5話

ふたりでした食事のことを覚えているかと言われ、すっかり忘れている英人は大ピンチ。

しかし、6年前にした食事くらい覚えているだろうと思う篠宮の気持ちはわかる。

どうして英人は忘れてしまったのか…と考えてみたのだが、『光誠=英人』は、2026年から2012年の末に転生し、そこから5年経った2017年が、今の状態。

つまり2011年から15年経ち、そこにまた5年足した、あの食事から20年も経った状態にいるのが、今の英人。

20年も経てば、それは忘れてしまっていても仕方ない。というか、実質の魂年齢…で言えば、英人となった光誠は、見た目は30代だけれどもう60代ということになるのか。

さて、なんとか過去を思い出してピンチ脱出かと思ったら、篠宮から交際を申し込まれ、またもやピンチの英人。

光誠なら自社ビル購入のために、あいまいに期待を抱かせておいただろうけれど、今の彼は、嘘をつけない英人なのだ。


【考察】同じスーツ・髪型なのに別人 高橋一生の演技力に舌を巻く『リボーン』第5話

「僕には思う人がいるんだ」「絵を描くことが好きで…自分の…ふるさとを大事にしている…人だ」と、篠宮からの交際の申し出を断る英人。

英人に好きな人がいるのではと、尾行してきた更紗に立ち聞きされ、彼女が密かに喜びの涙をあふれさせているとも知らずに。元気で一途で、何かあるとまず手が出てしまう更紗と、なかなか本人には気持ちが言えない英人。

あまりにもかわいくてじれったいこのカップル、ずっとこのままでいてほしい…。

【考察】同じスーツ・髪型なのに別人 高橋一生の演技力に舌を巻く『リボーン』第5話

英人は過去の記憶をもとに、人々の運命を少しずつ幸せに変えている。

なかでも、絵の道を諦めた上に父と英人を失うはずだった更紗が、いちばん幸せに変化したかもしれない。

しかし逆に、一萬田社長の光誠への憎しみはどんどん強くなっている。

誰かの幸せを増やした分だけ、恨みも増やしている英人。
では、英人本人の幸せはどうなのだろう。

社長の椅子でまちかねた高級ワインを口にするけれど、それよりも商店街で湯呑みに注がれるコップ酒をおいしく感じてしまう。

何よりも、更紗が「英人のために」と作ってきた手作りの料理を口いっぱいほおばっている時間を愛おしく思う。

しかし、彼の今の幸せな時間は、このままずっと続くのか。

【考察】同じスーツ・髪型なのに別人 高橋一生の演技力に舌を巻く『リボーン』第5話

ラスト、春祭りの会場で『好きになった人』に合わせて商店街のみんなが踊っているところで突然英人は倒れてしまう。

人々が慌てて駆け寄る中「さようならさようなら」と流れる歌声。

そこから、以前の歴史通り2019年に『NEOXIS』の自社ビルが完成したことが語られ、病院で目を覚ます英人。

【考察】同じスーツ・髪型なのに別人 高橋一生の演技力に舌を巻く『リボーン』第5話

光誠が階段から落ちる日まで、あと7年…英人がその運命まで変えてしまうということは、ありうるだろうか。
そうなったら英人はどこへ…。

ああ、来週も気になる。

『リボーン ~最後のヒーロー~』はTVerで配信中


『リボーン ~最後のヒーロー~』は、放送終了後から動画配信サービス『TVer』で配信中。

第5話はこちらからご覧いただけます。

[文/渡辺裕子構成/grape編集部]

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