夏の車内に放置すると爆発・火災を招く? 『危険な持ち物』にゾッとした

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夏の車内に放置すると爆発・火災を招く? 『危険な持ち物』にゾッとした

2025年5月下旬現在、日差しが次第に強まり、最高気温が25℃を超える『夏日』を記録する日も増えてきました。

まだ本格的な夏ではないからと油断してしまいがちですが、直射日光にさらされた車内の温度上昇は驚くほど速いのが現実です。

このような状況では、モバイルバッテリーやライターなどの車内への放置に注意したいもの。発火や爆発という、最悪の事態を招く恐れがあります。

そこで本記事では、自動車総合サイト『MŌTA』を運営し、一括車買取査定、中古車検索、カーリースなどを展開するMOTAに、『夏の車内に放置すると危険なもの』について聞いてみました。

思わぬトラブルが起こる前にドライバーが知っておくべき情報をまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね。

車内は60℃ 、ダッシュボードは80℃付近まで上昇


2025年の夏は危険な暑さで、気温が35℃を超える日も珍しくありませんでした。

外気温が35℃の時、密閉された車内が何℃に達するかご存じでしょうか。


夏の車内に放置すると爆発・火災を招く? 『危険な持ち物』にゾッとした

画像提供:自動車メディアMOTA

日本自動車連盟、通称JAFの実験データによると、最高で車内温度は57℃℃、ダッシュボード付近は79℃という衝撃的な結果が出ています。

ボディカラーに関係なく、どの車でも車内は危険な温度に達するため注意が必要でしょう。

【危険度:大】爆発、火災リスクを高めるアイテム


特に注意すべきなのが、爆発や火災に直結する以下のアイテムです。

夏の車内に放置すると爆発・火災を招く? 『危険な持ち物』にゾッとした

画像提供:自動車メディアMOTA

1.スマホなどのリチウムイオン電池搭載製品


スマホやモバイルバッテリー、加熱式タバコに使われるリチウムイオン電池は、高温下では熱暴走を起こし、発火や爆発に至る恐れがあります。

2.スプレー缶、ガスライター


冷却スプレーや使い捨てガスライターは、熱で内部のLPガスが膨張し、容器が破裂する恐れがあるため注意が必要です。漏れ出たガスに静電気などの火花が引火すれば、一瞬で車両事故につながる二重のリスクが懸念されます。

3.水入りペットボトル、メガネ


意外に知られていない爆発や火災につながるアイテムは、水の入ったペットボトルやメガネです。

これらが凸レンズの役割をして太陽光を一点に集中させ、シートなどを焦がす『収れん火災』を引き起こしかねません。


4.アルコール消毒液


コロナ禍で車内に常備する人が増えたアルコール消毒液も、炎天下では危険です。

夏の車内に放置すると爆発・火災を招く? 『危険な持ち物』にゾッとした

※写真はイメージ

エタノールは引火点が低いので、熱による容器の破損や、車内での喫煙による引火による発火などが起こるかもしれません。

【危険度:小】故障やトラブルを招くアイテム


火災にまでは至らなくても、愛車や財産にダメージを与えるアイテムもあります。

夏の車内に放置すると爆発・火災を招く? 『危険な持ち物』にゾッとした

画像提供:自動車メディアMOTA

ETCカードなどの精密機器は、熱でICチップが変形、故障する恐れがある点に注意しましょう。

食品は、高温下では腐敗や食中毒のリスクがあります。また、炭酸飲料は、缶やペットボトルが膨張して破裂するかもしれません。

【命の危険】人間やペットの放置は絶対にNG


もっとも重要なのは、短時間であっても車内に子供やペットを残さないことです。エアコンを停止すると、わずか15分で人体にとって危険な暑さ指数に達するとされています。


「少しの間だから」という油断が、取り返しのつかない事態を招くかもしれません。

乗降前後はポイントをチェックしよう


夏の車内の事故を防ぐために、降車時、乗車時に以下のポイントを確認してください。

夏の車内に放置すると爆発・火災を招く? 『危険な持ち物』にゾッとした

画像提供:自動車メディアMOTA

場面 対策とチェック項目 防止できるリスク 降車時 ・ライター、スマホ、モバイルバッテリー、ETCカード、飲食物、メガネの置き去りがないか確認する。
・子供やペットが車内に残っていないか絶対に確認する。 ・発火
・爆発
・故障
・火災
・熱中症 乗車時 助手席の窓を開放し、運転席のドアを数回開閉して熱気を押し出す『ドアパタパタ』を行う。 ・温度上昇の抑制。
・熱気の排出。
正しい知識と少しの注意で、夏のカーライフを安全に楽しみましょう。


[文・取材/ブリジア構成/grape編集部]

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