衣類と子供の上履き、一緒に洗うとやっぱり汚い? 洗濯のプロが回答
洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として、毎日の洗濯に向き合っています。
先日、grape編集部からこんな相談がありました。
「毎週の上履き洗い、手洗いが面倒で洗濯機で洗いたいのですが、衣類と一緒に洗うのは抵抗があります。そもそも上履きを洗濯機に入れていいんでしょうか?」
上履きを洗濯機に入れること自体、「汚い」「洗濯機が汚れそう」と思っている人も多いのではないでしょうか。
撮影:Heulie
上履きを洗濯機で洗っていいの?
結論からお伝えすると、上履きは洗濯機で洗えます。
「洗濯機が汚れるんじゃ…」と心配になるかもしれませんが、砂などの汚れを先に落としておけば問題ありません。
撮影:Heulie
それでも気になる場合は、上履きを洗った後に空の洗濯機ですすぎをするか、洗濯槽クリーナーで洗浄するのもおすすめです。
ちなみに…洗濯槽の汚れは、上履きの汚れよりも、黒カビのほうが衣類への影響は大きいもの。梅雨のこの時期、洗濯槽の掃除を忘れずに行いましょう。
衣類と一緒には洗わないほうがいい理由
上履きは洗濯機で洗えますが、衣類と一緒に洗うのはおすすめしません。
上履きは硬さがあるため、一緒に洗うと衣類を傷める可能性があります。上履きは単独で洗いましょう。
上履きを洗濯機で洗う時のポイント
撮影:Heulie
上履きの洗い方と乾かし方のポイントは、以下の通りです。
洗い方
・靴専用の洗濯ネットに入れる。
・ゴム部分の汚れがひどい場合は、歯ブラシなどで軽くこすっておく。
・上履きだけで洗う(衣類と一緒にしない)。
・ドラム式の場合は手洗いモードを活用。
・脱水は1分程度で型崩れを防ぐ。
乾かし方
・直射日光はNG(ゴムが劣化し、黄ばみの原因に)。
・風通しのよい日陰でしっかり乾かす。
『つけ置き洗い』で簡単にキレイに
毎週ゴシゴシ手洗いしている人も多いと思いますが、強くこすっても意外と上履きの汚れは落ちにくいですよね。
ゴムの部分が毛羽立ったり傷んだりした経験、ありませんか。
そんな人におすすめなのが、つけ置き洗いです。
つけ置きすることで汚れが繊維から浮き、落ちやすくなります。
ゴシゴシこすらなくても、軽くこするだけでキレイに。生地を傷めずに汚れを落とせますよ。
つけ置き洗いの手順
撮影:Heulie
アルカリ性粉末洗剤を40℃のお湯に溶かし、30分つけ置き。その後、汚れを軽くこすり、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗います。
ゴムは長時間水に浸けると劣化しやすいので、つけ置きは30分以内にしましょう。
つけ置き洗いで上履きを簡単に洗う方法はこの動画もご覧ください。
子供の習慣にするのもおすすめ
上履き洗い、保護者がやるものと思っていませんか。
上履きは子供自身のもの。洗濯は誰かに習う機会が少ない家事だからこそ、「こういう汚れはこうやって洗うと落ちるんだよ」と教えてあげて、自分でやらせてみるのもおすすめです。
毎週の上履き洗い、洗濯機を使うなら衣類とは分けて単独で。手洗いが面倒な人は、つけ置き洗いがおすすめです。
ぜひお子さんと一緒に試してみてくださいね。
[文・構成/平島利恵]