「扇風機+濡れタオル」は本当に涼しくなるの? 試した20分後の室温が、こちら
暑い季節は、扇風機だけでは物足りず、エアコンをつける時間が長くなりがちです。
しかし、電気代や体調管理を考えると、できるだけ使用を控えたいと思う人も多いのではないでしょうか。
そこで筆者は、扇風機と濡れタオルを組み合わせて室温を下げられるのか検証してみました。
本記事では、その手順や検証結果を写真つきで紹介します。
【検証】扇風機前に濡れタオルを吊るすと涼しくなる?
検証には、以下のアイテムを用意しました。
【用意するもの】
・フェイスタオル2枚
・突っ張り棒1本
・椅子2脚(突っ張り棒を渡す台として)
・扇風機
検証ステップ1:タオルを濡らす
撮影:grapeライフハック編集部
まずは、フェイスタオルを2枚用意し、なるべく冷たい水でしっかり濡らします。
タオル全体に水分が行き渡ったら、水が滴らない程度に軽く絞ってください。
検証ステップ2:扇風機をかけただけの室温と外気温を測る
濡れタオルを使う前に、扇風機だけを回して室温を確認しました。
部屋の扉は閉めて、エアコンはつけずに10分放置。
室温は25.0℃、湿度は77%でした。室内はやや蒸し暑さを感じる状態です。
撮影:grapeライフハック編集部
この時の外気温は28.1℃、湿度78%。
撮影:grapeライフハック編集部
外は温度と湿度ともに高い状態です。
検証ステップ3:扇風機前に濡れタオルを吊るす
撮影:grapeライフハック編集部
濡れタオルを扇風機の前に設置するため、両脇に椅子を置き、その上に突っ張り棒を渡してタオルを2枚吊るしました。
そして、タオルが風を遮らない位置に調節しています。
その際、扇風機の風がタオルを通り抜けて部屋全体へ届く位置を探すのに一苦労。
角度や高さを何度も調整しました。
撮影:grapeライフハック編集部
設置が終わって風に当たってみると、タオルを通った風はすでにひんやりとしており、通常の扇風機よりも涼しく感じました。
【ポイント】
家庭で試す場合は、部屋干し用の物干し竿などを活用すると設置しやすいでしょう。
【注意点】
扇風機のモーターや配線部分に水滴がかからないよう、設置位置には十分注意してください。
【結果】20分後、室温が0.7℃下がった!
20分後に測ると、室温は25.0℃から24.3℃に下がっていました。わずか20分で0.7℃下がったのは驚きです。
撮影:grapeライフハック編集部
ちなみに、外気温は28.1℃から28.7℃に上昇していたため、検証の効果と言えそうです。
撮影:grapeライフハック編集部
しかし、室温は下がった一方で、濡れタオルを干しているため湿度は77%から83%に上昇。
涼しさは感じるものの、湿気対策も意識したい結果になりました。
また、濡れタオルを取り外して15分後に再度測ると、室温は25.0℃に。
撮影:grapeライフハック編集部
室温が戻ったことから、濡れタオルによる一時的な冷却効果はあったと考えられます。
手軽な暑さ対策として取り入れたい
実際に試してみると、風がやわらかく冷たく感じられ、短時間の暑さ対策には十分使える印象でした。
ただし、湿度が上がるため、長時間使うよりも、寝る前や帰宅直後など『少しだけ涼みたい時』に向いていそうです。
工夫次第で夏の節約にも役立ちそうですね。ぜひ一度試してみてください。
[文・構成/grapeライフハック編集部]