年中挿しっぱなしにしてない? エアコンのコンセント、夏に確認したいポイントは
家庭で起きる電気火災の原因の1つである『トラッキング現象』を知っていますか。
トラッキング現象は1年を通して注意が必要なトラブルであり、夏は特に警戒が必要です。
本記事ではパナソニック株式会社(以下、パナソニック)に、トラッキング現象が起こる原因や、家庭でできる安全対策を聞いてみました。
エアコンのコンセントは危険?
トラッキング現象は、コンセントとプラグの隙間に溜まったほこりが湿気を含むことで発生します。
本来、乾燥したほこりは電気を通しにくい性質ですが、空気中の湿気や結露を含むと微弱な電流が流れ、ほこりが炭化して通電しやすくなってしまうのだとか。
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炭化したほこりがトラッキング現象の原因となるため、エアコンのコンセント周辺にほこりを溜めないことが大切です。
特にエアコンは、長期間プラグを差したまま使用されることが多く、窓際に設置されているケースもあるため、コンセント周辺にほこりや湿気が生じやすい家電といえます。
さらに夏場は、高湿度や冷房運転時の温度差によるコンセント周辺の結露に加え、エアコンの長時間の運転によって通電時間も増える季節です。
そのため、トラッキング現象が発生するリスクは、ほかの季節よりも高まります。
家庭でできる安全対策
パナソニックに聞いた、家庭でできる安全対策やチェックポイントを紹介するので、ぜひ実践してみてください。
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久しぶりにエアコンを使う前のチェックポイント
ほこりと湿気、コンセントのゆるみが発火リスクを高めるため、以下の5項目をチェックしましょう。
1.コンセントとプラグ周辺にほこりが溜まっていないか。
2.プラグはゆるみなく奥まで差し込まれているか。
3.コンセントにぐらつきがないか。
4.プラグやコードに変色、焦げ跡がないか。
5.焦げたニオイなどの異臭がしないか。
コンセント周りの掃除方法
コンセント周辺にほこりが溜まっている場合は掃除が必要です。以下の手順に沿って、安全に掃除をしましょう。
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1.ブレーカーは必ず切る。またはプラグを抜く。
2.乾いた布や掃除機でほこりを取り除く。
3.細かい隙間はやわらかいブラシで清掃をする。
4.汚れが酷い場合は乾いた布で拭き取る。水拭きは基本避ける。
感電や故障を防ぐため、濡れた状態での通電や通電中の掃除は絶対に行わないでください。
長期間エアコンを使用しない時の対策と日頃の注意点
長期間エアコンを使用しない場合は、プラグを抜くのが基本です。プラグが抜けない場合は定期的にほこりを除去しましょう。
コンセント周辺の通気性を確保するには、物を置かない環境作りも欠かせません。
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日頃からリスクを減らすためには、『年1回以上の点検や掃除』『古いコンセントの交換』『延長コードの使用やタコ足配線を避ける』なども実践してみてください。
なお、エアコンを新規に設置する機会がある場合は、プラグが抜き差ししやすい位置を選んで設置すると、日々のメンテナンスが楽になります。
湿気が多い夏は要チェック
これからエアコンが活躍する季節。湿気が多い夏はトラッキング現象のリスクが高まるため、コンセント周りをチェックして、安全にエアコンを使用しましょう。
[文・取材/ブリジア構成/grapeライフハック編集部]