使い終わったふきん、水洗いで済ませてない? もっとも効果的な洗い方は
使ったふきんを、なんとなく水洗いだけで済ませている人もいるでしょう。
実はその洗い方が、雑菌を広げる原因になっているかもしれません。
本記事では、家庭用洗剤などを手がけるサラヤ株式会社(以下、サラヤ)に、ふきんの正しい除菌方法や洗う頻度について聞きました。
ふきんはなぜ雑菌が繁殖しやすい?
濡れた状態で汚れが付着したふきんは、雑菌が繁殖しやすい環境です。
水洗いだけでは油汚れなどが落ち切らず、菌の栄養源として残ってしまうことがあります。
※写真はイメージ
また、高温多湿で風通しが悪く、乾きにくい環境では、さらに雑菌が増えやすくなるでしょう。
洗浄や除菌が不十分なふきんでテーブルなどを拭くと、かえって菌を広げてしまうおそれもあるため、こまめに洗って、洗ったふきんは広げてしっかり乾燥させることが大切です。
素材別の手入れ方法は?
ふきんは、素材によって適した手入れ方法が変わります。
素材 特徴 マイクロファイバー 繊維が細く洗濯機だと傷みやすいため、手洗いが向く。 セルロース 耐久性が高く、煮沸や漂白、乾燥機にも対応しやすい。 リネン 熱で縮む性質や、色柄物は色落ちしやすいこともあるため、乾燥機や漂白は避けたい。 不織布 使い捨て前提が多く、1週間程度での交換が目安。
素材の特徴に合わせて洗い方を選ぶと、傷めずに清潔を保ちやすくなりますよ。
どの洗い方が効果的?
ふきんの除菌方法として、主に『煮沸』『塩素系漂白剤』『酸素系漂白剤』『アルコール消毒』の4つが挙げられます。
それぞれ、長所が異なるので確認してみましょう。
除菌方法 特徴 煮沸 薬剤を使わない方法だが、洗浄効果までは期待できないため、事前に洗剤でよく洗ってから煮沸、または汚れの少ないふきん向き。
塩素系漂白剤 汚れを洗ってから浸け置きすると、除菌と汚れ落ちの両面でもっとも効果的。ただし、色柄物は脱色してしまう場合もある。 酸素系漂白剤 塩素系より色柄物にも使いやすいタイプで、漂白と除菌をあわせて行える製品もある。サラヤの『漂白・除菌剤 酸素系漂白剤』も、つけ置くだけで使えるタイプとして展開されている。 アルコール 硬質表面の消毒には便利だが、繊維や布全体に薬液を行き渡らせるには量が必要でやや不向き。
汚れの程度や、ふきんの素材・色柄に合わせて方法を使い分けるのが正解といえそうです。
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煮沸や漂白剤で除菌する時のポイント
サラヤによると、塩素系漂白剤で除菌する場合は、まずふきんの汚れを洗い落としてから浸け置きし、その後は漂白剤が残らないよう十分にすすぐことが大切です。
煮沸する場合も、あらかじめ汚れを落としてから沸騰後1分ほど加熱するとよいでしょう。
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また、除菌の頻度は週1〜2回程度が目安です。
洗浄の頻度は『使うたび』が基本
ふきんは使うたび、または汚れに気づいたら早めに洗ってください。
台拭きと食器拭きでは汚れ方が異なるため、ふきんを分けるのが望ましいでしょう。
各家庭の汚れの種類や量は異なるため、洗浄の頻度を時間軸で決めるのではなく、ふきんが汚れたらすぐに洗うのが大切です。
ふきんを清潔に保つために
ふきんは見た目がきれいでも、目に見えない汚れや菌が残っていることがあります。
そのまま放置すると、時間の経過とともに菌が増えてしまうため、日頃から適切に洗浄、除菌し、ふきんを広げてしっかり乾燥させるようにしましょう。
毎日使うものだからこそ、正しい手入れを習慣にして、衛生的な状態を保ちたいですね。
[文・取材/ブリジア構成/grapeライフハック編集部]