使った後の乾燥剤、捨てるの待った! メーカーに『再利用』の注意点を聞いた
お菓子の袋から出てきた乾燥剤を、そのまま捨てていませんか。
実は乾燥剤には、種類によって再利用できるものがあります。
当記事では、乾燥剤の再利用の方法や注意点について、除湿剤『ドライペット』シリーズなどのメーカーであるエステー株式会社(以下、エステー)に聞いてみました。
再利用できるのはシリカゲルだけ
エステーによると、食品などに使われる乾燥剤には、主にシリカゲルと生石灰の2種類があります。このうち、吸湿力を回復させて再利用できるのはシリカゲルだけです。
※写真はイメージ
シリカゲルは粒状で、透明や青色のものがあります。一方、生石灰は白く、小石のような形が特徴です。
吸湿力では、シリカゲルのほうがやや優れています。
シリカゲルの再利用方法は『天日干し』と『加熱』
シリカゲルにはA型とB型の2種類があり、再利用の方法がそれぞれ異なります。
B型シリカゲルは高湿度の空間で吸湿性に優れ、一部の家庭用除湿剤などに使用されるタイプです。
吸湿効果が落ちた場合でも、天日に干すなどの方法で吸湿力が回復します。
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一方、A型は低湿度の空間で吸湿性に優れており、食品やカメラなどの精密機器によく使われる種類です。
A型シリカゲルの吸湿力を回復させるには、150〜180℃での加熱が必要になります。
家庭で扱う場合は、袋の材質や表示をよく確認し、メーカーが認めていない方法で加熱しないようにしましょう。
生石灰は加熱しない
生石灰乾燥剤は、シリカゲルのように加熱して再利用できるものではありません。電子レンジに入れるのは避けましょう。
判断に迷ったらパッケージを確認
家庭で乾燥剤の種類を見分ける時は、見た目だけで判断せず、製品パッケージの注意事項を確認することが大切です。
エステーも、各製品に記載された注意事項を守る必要があるとしています。
加熱してはいけない乾燥剤を電子レンジに入れると、発熱や発火、破裂につながるおそれがあるため注意が必要です。中身が分からないもの、表示が読めないもの、再利用方法が書かれていないものは、加熱しないほうが安全でしょう。
※写真はイメージ
食品に入っている乾燥剤は、種類によって再利用できるものとできないものがあります。
自己判断で加熱せず、表示や注意事項を確認して安全に扱いましょう。
[文・取材/ブリジア構成/grape編集部]