「すぐに冷やしたいけど電気代が…」 帰宅直後の部屋、エアコン設定の正解は?
夏の時期に活躍するエアコン。帰宅直後はすぐに起動して部屋を涼しくしたいところですが、可能な限り電気代を抑えたい人もいるでしょう。
本記事では、エアコンの開発や販売を手がける東芝ライフスタイル株式会社(以下、東芝ライフスタイル)に、帰宅直後にエアコンを起動する場合、電気代を抑えやすい設定について聞きました。
電気代を抑えやすい風量設定は?
まず、帰宅直後の部屋をエアコンで冷やす場合、風量は自動に設定するのがおすすめです。
エアコンにかかる消費電力のうち、8割以上はコンプレッサーと呼ばれる室外機の部品が占めています。
風を送るファンの電力量はごくわずかであるため、風量を弱めても消費電力はさほど変化しません。
むしろ、風量を落とすことで冷房効率が下がり、十分冷えるまでに時間がかかるケースもあるため、かえって電気代がかさむこともあります。
そのため、風量を自動に設定し、しっかり冷やす時は強めの風量に、冷えてきたら弱めの風量にコントロールするほうが、効率よく運転できるでしょう。
部屋が冷えてきた後も風量は自動のままで問題ありませんが、寒く感じる場合は手動で変更し、快適に過ごせる環境を優先してください。
※写真はイメージ
風量以外で意識すべきポイント
エアコンで部屋を冷やす際は、風向きを『上方向』に設定するのがおすすめです。
冷たい空気は比較的重たいため、床に溜まりやすいという特徴があります。
そのため、上向きの風にして天井から冷気が降り注ぐような形にすると、部屋全体を効率よく冷やすことが可能です。
逆に下方向の風向きに設定すると床ばかり冷えてしまい、部屋内で温度のムラが発生しやすくなるため注意しましょう。
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外出時、エアコンはつけたままで大丈夫?
東芝ライフスタイルによると、短時間の外出であればエアコンはつけたままでも問題ないそうです。
エアコンは起動時に多くの電力を消費するため、すぐに帰るのであれば、一度消すよりつけっぱなしのほうが消費電力を抑えやすくなります。機種や運転設定、温度環境などによって異なりますが、目安として30分以内の外出であれば問題ないケースが多いそうですよ。
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風量設定以外でエアコンの節電につながるポイント
エアコンの消費電力を節約するには、日頃からフィルターを掃除しておくことも大切です。
フィルターにホコリやゴミが詰まっていると、冷気を効率的に送れないため、電力を多く消費しやすくなります。
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また、エアコンの室外機の周りを掃除することも大切です。
エアコンの室外機は背面や側面から空気を吸い込み、前面から吐き出しています。
この空気の流れが悪くなると熱交換がスムーズに進まず、エアコンの稼働効率が悪くなるため、電気代が高くなりやすいそうです。
室外機の周りは物で塞がないようにするほか、ゴミが溜まらないよう定期的に掃除することを心がけましょう。
電気代を抑えながら快適な夏を過ごそう
帰宅直後にエアコンをつける際は、自動風量かつ上方向の風向きに設定すると、電力を抑えつつ部屋を冷やせます。
日頃からフィルターを掃除したり、室外機の周りを片づけたりしておくとより電気代を抑えやすいため、意識してみましょう。
[文・取材/ブリジア構成/grapeライフハック編集部]