消臭スプレーだけではダメ? 夏の生ゴミ臭を抑える正しい方法

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消臭スプレーだけではダメ? 夏の生ゴミ臭を抑える正しい方法

キッチンのゴミ箱を開けた瞬間、生ゴミ臭に顔をしかめた経験がある人は多いのではないでしょうか。

消臭スプレーを使っているのに、なぜかニオイが取れないばかりか、たくさんかけてもニオイが気になることもあります。

本記事では、家庭用消臭剤、防虫剤などを手掛けるエステー株式会社に取材し、生ゴミ臭が発生する仕組みと、消臭スプレーの正しい使い方、夏場に効果的な対策を聞きました。

生ゴミのニオイの正体は?


生ゴミが臭う一番の原因は、菌などの微生物が食品中のたんぱく質や脂質を分解する過程で、ニオイ成分を発生させることにあります。

消臭スプレーだけではダメ? 夏の生ゴミ臭を抑える正しい方法

この微生物は『栄養』『水分』『温度』の3つが揃うと増殖し、生ゴミはこの条件を満たす環境そのものです。

気温と湿度が上がる夏場は、放っておくだけで菌が繁殖しやすくなり、ニオイも強くなっていきます。

スプレーは使用量を守って使う


ニオイが気になると、つい多めにスプレーしたくなるものです。

多量に使用した場合の影響は製品によって異なるため、使用量を自己判断で増やすのではなく、パッケージに記載された使用方法や使用回数に従いましょう。


例えば、一般的なスプレーであれば、生ゴミを捨てるたびにゴミ箱や三角コーナーへ2〜4回スプレーするのが目安です。

必要以上にスプレーせず、製品ごとに定められた使用量を守ることが大切です。

スプレーの前にやっておきたいこと


消臭スプレーは、あくまで発生したニオイを抑える手段です。根本的な対策としては、生ゴミそのものの水分と保管環境を見直すことが有効といえます。

まず、生ゴミは排水口や三角コーナーに溜め込まず、ポリ袋に入れて口を閉じてから捨てましょう。

消臭スプレーだけではダメ? 夏の生ゴミ臭を抑える正しい方法

※写真はイメージ

捨てる前に新聞紙やキッチンペーパーで水気を軽く拭き取っておくだけでも、菌の増殖スピードは変わってきます。三角コーナーを使う場合は、水がかかりにくい位置にすると効果的です。

また、置き場所にも注意しなくてはなりません。
日の当たる場所や暖房機器の近くは温度が上がりやすく、菌が繁殖しやすい環境になります。生ゴミを入れたゴミ箱は、できるだけ涼しい場所に置くようにしましょう。すぐに捨てられない野菜くずなどは、ゴミの日まで冷蔵庫で一時保管しておくのも1つの手です。

家にあるものでできる消臭のコツ


コーヒーの出し殻を生ゴミと一緒に捨てると、嫌なニオイを覆って感じにくくします。飲み終わった後にすぐに捨てず、とっておくのも生ゴミ臭対策として有効です。

消臭スプレーだけではダメ? 夏の生ゴミ臭を抑える正しい方法

※写真はイメージ

また、酸性、アルカリ性の中和反応を使う方法もあります。

魚が腐ったようなツンとくるニオイにはクエン酸、酸っぱいニオイには重曹がおすすめです。ニオイのタイプに合わせて使い分けることで、効果的にニオイを抑えられます。


ゴミ箱そのものにニオイが染みついたら


ゴミ箱自体からニオイがする場合は、風通しのよい場所に置いて空気にさらしておきましょう。それだけで中の湿気とニオイが抜けていきます。

消臭スプレーだけではダメ? 夏の生ゴミ臭を抑える正しい方法

ゴミ箱の買い替えを検討するなら、プラスチック製よりステンレス製のほうがニオイを吸着しにくいのでおすすめです。さらに蓋つきのタイプならニオイの広がりも抑えられるでしょう。

ニオイを根本から立つ習慣が大切!


夏の生ゴミ臭は、水切りと保管場所を見直すだけでもかなり変わってきます。

消臭スプレーも活用しつつ、まずは菌が増えにくい環境をつくることから始めてみてください。

[文・取材/ブリジア構成/grape編集部]

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