使った包丁、洗うだけで満足してない? プロが教える“正しい手入れ”は
毎日の料理に欠かせない包丁の切れ味が落ちてきた時、「研げばまだ使えるのか」「買い替えたほうがいいのか」と迷った経験はないでしょうか。
なんとなく使いにくいと感じる包丁の症状は、もしかしたら買い替えのサインかもしれません。
そこで、セラミック包丁を手がける京セラ株式会社(以下、京セラ)に、京セラのセラミック包丁を例にした買い替えの目安や長持ちさせるためのポイントを聞きました。
刃が大きく欠けた時は買い替えのサイン
買い替えを検討すべきサインの1つが、包丁の刃が大きく欠けてしまった時です。
欠けていない部分で使い続けたくなりますが、そこからさらに欠けが広がるおそれがあります。
※写真はイメージ
セラミック包丁の場合、目安は刃の中心で縦横3mm程度、先端なら10mm程度です。
これを超える欠けは研ぎ直しでは修正が難しいため、買い替えを検討したほうがよいでしょう。
研ぎ直しをする際の注意点
長く包丁を使い続けるためにも定期的な研ぎ直しが欠かせません。
家庭用の研ぎ器を使用すると、切れ味を維持しやすくなります。
ただし、家庭用の研ぎ器は主に刃先を整えるためのものです。
使い続けるうちに刃先が繰り返し削られて包丁全体のバランスが崩れ、以前より食材が切りにくくなったり、刻みにくくなったりする場合があります。
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家庭用のメンテナンスでは切れ味が回復しない場合や、刃の状態をしっかり整えたい場合は、メーカーや専門店での研ぎ直しを検討しましょう。
京セラでは、同社製のセラミック包丁の研ぎ直しサービスを受けつけています。
硬い食材や使い方には特に注意しよう
包丁を長持ちさせるには、日頃の使い方にも気を配りたいところです。
金属包丁はしなることで多少の力を逃せるため、セラミック包丁よりも魚の頭の切り落としやカボチャなどの食材を切るのに向いています。
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セラミック包丁は野菜や果物、肉のスライスなどに適しており、硬い食材には金属包丁を使うなど、用途に応じて使い分けることで、包丁をより長く快適に使用できるでしょう。
包丁の日常的な手入れ方法
どのような包丁も中性洗剤で洗い、十分に乾燥させて保管することがおすすめです。
ステンレスの包丁やセラミック包丁はサビに強いとされていますが、清潔な状態を保つためにも洗浄後はしっかり乾かしましょう。
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また、白いセラミック包丁の場合、刃の表面に食物の色素が付着して、使ううちに黄ばんで見えることがあります。
セラミック包丁の黄ばみや頑固な汚れが気になる時は、台所用の漂白剤を使うことできれいに落とせます。
適切な使い方と手入れで包丁を長持ちさせよう
毎日の調理に欠かせない包丁は、適切な使い方を心がければ長く使い続けられるものです。
定期的に研ぎ直しても切れ味が悪かったり、大きく欠けてしまったりした時は、無理に使い続けず買い替えを検討しましょう。
[文・取材/ブリジア構成/grapeフード編集部]