知っているだけで全然違う! 運転中、大雨で道路が川のようになった時は?

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知っているだけで全然違う! 運転中、大雨で道路が川のようになった時は?

台風やゲリラ雷雨が発生すると、大雨によって道路が冠水することがあります。

突然冠水した道路で車が動かなくなるニュースを目にして、「もし運転中に同じ状況になったら、どうすればいいのだろう」と不安に感じたことはありませんか。

命を守るため、やむを得ず車を残して避難する際には、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。

車を置いて避難を決断するタイミングは?


そこで、警察官志望者向けの『やまよし教場オンラインスクール』を運営する、元警察官のやまよしさんに、水没した車を残して避難する際の注意点について聞きました。

知っているだけで全然違う! 運転中、大雨で道路が川のようになった時は?

※写真はイメージ

――道路が冠水し始めた場合、どのタイミングで車を置いて避難すべきでしょうか?

車を置いて避難するタイミングは、水が『ドアの下端』に達した時点が、1つの目安です。

車種によって異なりますが、この高さまで水位が上がると、マフラーから水が入り込んでエンジンが停止したり、車内に浸水したりする恐れがあります。

さらに、水圧によってドアが開かなくなり、車内に閉じ込められる事態にもなりかねません。

少しでも危険を感じたり、周囲の車が立ち往生し始めたりした場合は、早めに車から出て、安全な場所への避難を考えてください。


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――実際に車を置いて避難する場合、車はどのような状態にしておくとよいでしょうか?

車はできるだけ道路の左端に寄せ、エンジンを停止してください。

その際、後から救助活動や緊急車両の通行の妨げにならないよう、車の鍵は車内に残したままにしておくことが原則です。

スマートキーの場合も、ダッシュボードの上など、分かりやすい場所に置いておきましょう。

また、避難時に持ち出すものは、スマートフォンや財布など、必要最小限の貴重品にとどめてください。

荷物を取り出すために後部座席やトランクへ戻ると、避難が遅れてしまいます。命を守ることを最優先にして、速やかに車から離れましょう。

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――大雨に備えて、日頃から車内に置いておくべきものを教えてください。

万が一、車内に閉じ込められてしまった時のために『脱出用ハンマー』を常備しておくことを強くおすすめします。


水圧でドアが開かなくなると、窓ガラスを割って脱出しなければならない場合があります。しかし、車の窓ガラスは硬く、素手や傘などで簡単に割ることはできません。

シートベルトを素早く切断できるカッターと一体になったタイプを、運転席から手の届く場所に備えておくと安心です。

いざという時の行動を知って自分と大切な人の命を守ろう


自然災害はいつ起こるか分からないため、運転中に突然の豪雨に見舞われると、慌ててしまうかもしれません。

いざという時に落ち着いて行動できるよう、車から避難する際の注意点を事前に確認しておきましょう。

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また、脱出用ハンマーは、運転席からすぐに手が届く場所に備えておくことが大切です。

日頃からの備えが、万が一の際に自分や同乗者の命を守ることにつながるでしょう。

[文・取材・構成/LUIS FIELD]

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