固形コンソメ1個は顆粒『小さじ何杯』分? 使い分けのコツを味の素に聞いた
炒め物やスープの味つけに役立つコンソメ。
顆粒タイプと固形タイプがありますが、「味に違いはあるのか」「どちらを使えばよいのか」と迷うこともあるでしょう。
そこで、コンソメなどの調味料を手がける味の素株式会社(以下、味の素㈱)に、顆粒タイプと固形タイプの違いや、料理に合わせた使い分け方を聞きました。
基本的な味は同じ、違うのは形状
味の素㈱によると、顆粒タイプと固形タイプは、基本的な味の設計やおいしさに違いはありません。
どちらも肉と野菜のコクとうま味を楽しめます。
ただし、形状や調理工程によって、味の感じ方が異なる場合があるそうです。
比較する項目 顆粒タイプ 固形タイプ 形状 細かな粒状 キューブ状 溶ける速さ 約70℃の湯で5~10秒程度。 約70℃の湯で1~2分程度。
同じ味わいになる分量 小さじ2杯、約5.3g 1個
味の素㈱の商品では、表の分量を使えば同程度の味わいになり、塩分量にも大きな違いはありません。
※写真はイメージ
水分の少ない料理には顆粒が使いやすい
顆粒タイプは素早く溶け、食材へ均一になじみやすいのが特徴です。
少量ずつ加えられるため、味を確かめながら調整したい時にも向いています。
・炒め物
・チャーハン、ピラフ
・パスタ
・卵料理
・肉や魚の下味
食材へ直接なじませたい場合や、少量だけ味を足したい場合にも便利でしょう。
※写真はイメージ
水分の多い煮込み料理には固形が便利
固形タイプは、煮込みながらゆっくり溶けます。
1個入れるだけで味のベースを作れるため、計量を省きたい時や、料理に慣れていない人にも使いやすいでしょう。
・コンソメスープ
・ポトフ
・ロールキャベツ
・シチュー
・カレー
個包装で保管しやすい点も固形タイプの特徴です。
※写真はイメージ
『鍋でコトコト』は固形、『フライパンでサッと』は顆粒
固形タイプは煮込み料理に、顆粒タイプは短時間で仕上げる料理に向いています。
この違いを覚えておくと、料理に合うコンソメを選びやすくなるでしょう。
ただし、用途が明確に分かれているわけではありません。
炒め物やパスタなど、水分の少ない料理に固形タイプを使うと溶けるまでに時間がかかりますが、顆粒タイプと固形タイプのどちらも幅広い料理に使えますよ。
※写真はイメージ
基本的な味は同じでも、形状によって溶けやすさや量の調整のしやすさが異なります。
それぞれの特徴を生かし、作る料理や調理の流れに合うコンソメを選んでみてはいかがでしょうか。
[文・構成・取材/ブリジア]
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