非常食、買っただけで満足してない? 家族みんなが食べられるかの確認法
地震や台風による停電や断水に備えて、非常食を準備している人は多いのではないでしょうか。
しかし、非常食を備えていても、いざという時に「口に合わない」「噛みにくい」など、思うように食べられないケースも考えられます。
事前に試食しておけば、そうした食べにくさに気づきやすくなるでしょう。
そこで、アルファ化米などの非常食を手がけるサタケフードビジネス株式会社に、非常食を選ぶ際のポイントや試食のメリットを聞きました。
非常食を試食するメリット
非常食は、あらかじめ試食しておくことがおすすめです。
理由は2つあります。
・好みに合うか、おいしく食べられるかを確かめられる。
・調理の仕方を覚えられる。
調理の仕方を知らない場合、いざ災害が起こった際に「非常食の作り方が分からない」「うまくいかない」と困ることもあるでしょう。
また、非常食のおいしさを確かめておけば、いざという時に「子供が食べてくれなかった」といったミスマッチにも備えやすくなります。
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非常食を購入する際に確認しておきたいポイント
非常食は、家族全員が食べられるものを用意しましょう。
特に小さい子供や高齢者がいる家庭では、食べやすさや飲み込みやすさなども考える必要があります。
また、アレルギーのある家族がいる場合は、非常食のアレルギー表示の確認も欠かせません。
アレルギー表示の確認を非常食選びの基準の1つにしながら、家族が食べられる非常食を選んでください。
画像提供:サタケフードビジネス株式会社
加えて、非常食には、水や湯を注いで作るものもあります。
試食したうえで購入する非常食を決めておけば、飲み水とは別に、調理用の水をどのくらい備えればよいかも把握しやすくなるでしょう。
主食以外にもおやつや野菜を用意しておこう
非常食というと、ご飯やパンなどの主食を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
主食のほかに、ようかんやビスケットのような長期保存できるおやつを備えておくこともおすすめです。災害時は強いストレスがかかるため、エネルギー補給だけでなく、ほっとひと息つける食べ物が心の支えになります。
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さらに、ご飯やパンが多くなると栄養が炭水化物に偏りがちです。
・切り干し大根やワカメなど、水で復元できる乾燥野菜や海藻類。
・野菜ジュースなど、手軽に野菜を補える飲料。
・フリーズドライのスープなど、手軽に摂取できる汁物。
これらもあわせて備えておくと、災害時の体調管理に役立つでしょう。
備蓄する際の注意点
非常食を備蓄する際は、どのような場面で使うかを想定することが大切です。
自宅で過ごす時の食料と、避難所に持っていく防災バッグの中身とでは、適した非常食は違います。
例えば、防災バッグに入れる非常食は、軽くてすぐ食べられる食品が向いているでしょう。
また、非常食を定期的に点検して、賞味期限の管理も忘れずにしてください。
普段使う食品を多めに購入して備蓄を兼ねる場合は、賞味期限が近いものを手前に、新しいものを奥にしまいましょう。
「気づかないうちに賞味期限が切れていた」という事態を防げます。
サタケフードビジネス株式会社によると、必要な備蓄量は3日〜1週間分が標準とのことです。
ただし、家の中での置き場所や住んでいる環境、想定される災害によっても変わってくるため、地域の防災情報を参考に考えるとよいでしょう。
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家族が安心できるように非常食の備え方を工夫しよう
家族の好みや食べやすさは、一人ひとり違います。
非常食は試食をしておくことで、味や食べやすさだけではなく、調理の仕方も確認できるでしょう。
環境や家族構成に合った備えをして、災害時に少しでも安心して食事ができるようにしたいですね。
[文・構成・取材/ブリジア]