1か月の電気代はいくら? 浴室の換気扇、24時間つけっぱなしにすると
浴室のカビを防ぐために、「換気扇は24時間つけておいたほうがよい」と聞いたことはありませんか。
一方で、つけっぱなしにすると気になるのが電気代。「ずっと回していても大丈夫なの?」と、迷う人もいるでしょう。
実際のところ、浴室の換気扇は24時間つけておくべきなのでしょうか。
浴室の換気扇、上手に使うには?
浴室の換気扇の使い方や電気代の目安について、株式会社LIXIL 浴室事業部の磯野拓也さんに聞きました。
――浴室の換気扇は、24時間つけたままにしたほうがよいのでしょうか。
常時換気機能つき(24時間換気)の換気扇でなければ、24時間つけておく必要はありません。通常の換気扇は、長時間の連続使用が故障の原因になることもあります。
そのため、通常の換気扇の場合は入浴後から翌朝までを目安に使用するとよいでしょう。
ただし、換気扇を回していても、床や壁に水気が残ることがあります。
そのような場合は、壁の水滴を拭き取ったり、水切りワイパーで水気を切ったりしてから換気すると、浴室が乾きやすくなるでしょう。
※写真はイメージ
――24時間換気をおこなうことで、どのようなメリットがありますか。
常時換気機能つきの換気扇は浴室だけでなく、住宅全体の空気を入れ替えることを目的として設置されています。
2003年に施行された改正建築基準法では、『シックハウス症候群』への対策として、原則、住宅に機械換気設備の設置が義務づけられました。
また、換気によって浴室内の湿気を排出することで、カビの発生を抑える効果も期待できます。
※写真はイメージ
――入浴後は、換気扇をどのように使うと効果的ですか。
ドアを閉めた状態で換気をすると効果的です。
常時換気機能がついていない換気扇の場合、換気している間はドアを閉めておきましょう。換気が完了した後はドアを開けても問題ありません。
浴室に窓がある場合は、入浴後に窓を開けて湿気を外に逃がし、その後、窓を閉めて換気扇を回す方法もあります。
――24時間換気をつけたままにした場合、電気代はどの程度かかりますか。一般家庭での目安があれば教えてください。
機種や周波数によって異なりますが、1日あたり約3.72円です。1か月では、約110円が目安になります。
※常時換気 消費電力5Wの場合
※写真はイメージ
換気扇を活用して、浴室を清潔に保とう
浴室の換気扇は、常時換気機能の有無によって、適した使い方が異なります。まずは、自宅の換気扇の機能を確認してみましょう。
また、換気扇を回すだけでなく、壁の水滴を拭き取るなど、浴室を乾きやすくする一手間も大切です。
入浴後の換気と水気を取り除く習慣で、浴室を清潔に保ちたいですね。
取材協力磯野拓也
株式会社LIXIL 浴室事業部 浴室商品部。
お風呂、トイレ、キッチンなどの水まわり製品や窓、インテリア、エクステリアなどの建材製品を扱う住宅設備機器メーカーLIXILにて、浴室の専門部署でプロモーションを担当。
HP⇒LIXIL
[文・構成・取材/LUIS FIELD]