秋に大量発生するカメムシ 金鳥が教える有効な対策とは

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秋に大量発生するカメムシ 金鳥が教える有効な対策とは

気温が徐々に下がり、秋の訪れを感じる日が増えてきた2026年10月中旬現在、全国各地でカメムシの発生が目立っています。

独特の嫌なニオイに悩まされている人も多いでしょう。

そもそも、なぜカメムシは秋に大量発生するのでしょうか。

大日本除虫菊株式会社(以下、KINCHO)にカメムシの生態や秋に試したい対策を取材したので、詳しくご紹介します。

なぜカメムシは秋に大量発生?KINCHOが教える生態と対策


秋に大量発生するカメムシの一種がツヤアオカメムシです。

体長は約15mmで、枝豆1粒ほどの大きさ。小さな見た目ながら、数十kmもの距離を移動できるといいます。

発生時期は9月下旬からで、ピークは1週間から10日ほど。


前年が暖冬で越冬に成功する成虫が多かった場合や、スギやヒノキの実が豊作だった場合は、発生数が多くなる傾向があるそうです。

近年は、特に都市部で大量発生が目立っており、地域差や『当たり年』が顕著だといいます。

秋に大量発生するカメムシ 金鳥が教える有効な対策とは

スギの球果

山から街へ飛来するカメムシ「全体的に適当な虫」


では、カメムシはなぜ山から街へ飛んでくるのでしょうか。

KINCHOの担当者は、次のように説明します。

飛翔能力は高いので、おそらく、街以外にもいろんなところに適当に飛んで行っていると考えています。

都市部ではない、山の中の照明などにも大量に集まっている場合もよくあります。

光に寄せつけられて集まってしまうため、街にやってきている個体が目立っているのかもしれません。

越冬するツヤアオカメムシは葉の裏や樹皮の隙間に、割と適当に潜り込んでいることが多いです。


なので、越冬のために都会の建造物を意図して目指している、というわけでもなさそうです。

全体的に『適当な虫』だと感じています。

ツヤアオカメムシは街を目指しているというより、光に釣られてさまざまな場所へ飛んでいく中で、照明に集まった個体が目立っているのかもしれませんね。

一方、以前から山小屋などに大量に入ってきて、大問題になっているクサギカメムシやスコットカメムシなどは、意図的に家屋を目指してきます。自然界の越冬場所である樹皮や倒木の隙間と似た構造の家屋を好んでいるといわれています。

秋に大量発生するカメムシ 金鳥が教える有効な対策とは

撮影:grape編集部

また、カメムシは種類によって、飛来する目的も異なるようです。

昆虫の性質が関係?白い光に集まる理由


夕方になると、外灯などの白っぽい光に多く集まるというツヤアオカメムシ。

そんな特徴について、KINCHOの担当者は次のように教えてくれました。


昆虫には『走光性』という、種によって光に集まったり(正の走光性)、光を避けたり(負の走光性)する性質があります。

ツヤアオカメムシは正の走光性を持つようです。

ただ、特に蛍光灯を好むとか、LEDを好むとかの厳密なものではなく、白っぽい色に集まる傾向があるようです。

秋のカメムシ対策に照明や専用アイテムを活用


遠くから飛来するツヤアオカメムシは、発生する時期や数を正確に予測するのが難しく、対策にも限界があるといいます。

それでもできる対策の1つが、夕方以降に屋外へ漏れる照明の白っぽい光を減らすことです。

ただし、光への対策だけで飛来を完全に防げるわけではありません。

カメムシの駆除や侵入対策には、KINCHOの『カメムシキンチョール』『イヤな虫ムエンダー』といった専用の殺虫剤を活用するのが有効でしょう。

秋に大量発生するカメムシ 金鳥が教える有効な対策とは

撮影:grape編集部

『カメムシキンチョール』は、カメムシが潜んでいそうな窓際やサッシなどにあらかじめスプレーしておけば、侵入防止効果が長期間持続します。


『イヤな虫ムエンダー』は、部屋の広さに合わせて数回プッシュするだけで駆除ができますよ。

カメムシの大量発生には不明な点もできる対策を取り入れよう


害虫対策の専門家でも、ツヤアオカメムシが大量発生する仕組みについて、まだ分かっていない部分が多いようです。

発生を完全に防ぐのは難しいからこそ、夕方以降の照明を工夫したり、殺虫剤を活用したりと、できる対策を取り入れていきたいですね。

[文・構成・取材/grape編集部 しぶちゃん]

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