厚手の靴下が『驚くほど早く乾く』裏技 老舗メーカーが明かす正しい干し方
秋冬に活躍する厚手の靴下は、汗や皮脂が残りやすく、乾くまでに時間がかかることもあります。
洗い方や干し方を工夫すれば、ニオイや毛玉、ゴムの劣化を抑え、長く使いやすくなるでしょう。
そこで、厚手の靴下の洗い方や干し方、交換の目安について、靴下メーカーである岡本株式会社に聞きました。
厚手の靴下は裏返して洗うと汚れを落としやすい
足裏や指のつけ根から出た汗や皮脂は、主に靴下の内側に付着します。
そのため、厚手の靴下に限らず、裏返して洗うことで内側の汚れを落としやすくなるそうです。
※写真はイメージ
表側の泥やホコリが気になる場合は、洗濯前に軽く払い落としておくとよいでしょう。
毛玉や毛羽立ちを抑えたい場合は、裏返したうえで洗濯ネットに入れる方法もあります。
ただし、ネットに詰め込みすぎると靴下が動きにくくなるため、余裕を持たせることもポイントです。
ニオイを防ぐには洗濯後すぐに干す
汗や皮脂などの汚れが繊維に残ったり、濡れた状態が長く続いたりすると、ニオイが気になりやすくなります。
汚れが目立つ部分は、洗濯前に予洗いやつけ置きを取り入れてもよいでしょう。
※写真はイメージ
洗濯後は放置せず、できるだけ早く取り出して干すことが大切です。
裏返したまま干すと、汗や皮脂汚れがつきやすい内側に風が当たりやすくなります。
また、履き口を軽く広げ、靴下同士の間隔を空けると乾きやすくなるのでおすすめです。
一方で、履き口を洗濯ばさみで強く挟んだり、濡れたまま丸めたり、重ねて干したりするのは避けてください。
毛玉やゴムの劣化を防ぐには摩擦と熱に注意
毛玉や型崩れが気になる場合は、洗濯ネットを使い、必要に応じて弱水流やおしゃれ着コースを選びます。
また、毛玉ができても無理に引っ張らず、毛玉取り器などでやさしく取り除いてください。
引っ張ると生地を傷める原因になります。
熱や強い摩擦は毛玉やゴムの劣化につながることがあるため、乾燥機の使用には注意が必要です。
※写真はイメージ
干す時は形を整え、履き口を上にして干しましょう。
水分が下へ流れやすくなり、ゴムを使った履き口部分の劣化を抑えやすくなります。
なお、ウールなどは直射日光や高温で縮んだり傷んだりする可能性があるため、陰干しが適しているでしょう。
履き心地が変わったら交換を検討する
穴が開いていなくても、以前より足に合わない、暖かさやクッション性を感じにくい、履いているとずれるといった履き心地の変化は、交換を検討する目安です。
履き口の締めつけが弱くなった場合も、機能が低下している可能性があります。
一方、毛玉や軽い毛羽立ちだけで履き心地に問題がなければ、すぐに交換が必要とは限りません。
決まった交換時期はないため、使用頻度や状態を確認しながら交換を検討しましょう。
※写真はイメージ
厚手の靴下は、洗い方や干し方を工夫することで、清潔な状態を保ちやすくなります。
生地や履き心地の変化も確認しながら、状態に合った方法で手入れを続けましょう。
[文・構成・取材/ブリジア]