土鍋の鍋敷き、使った後はどうすべき? 長持ちさせるための『お手入れ』のコツ

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土鍋の鍋敷き、使った後はどうすべき? 長持ちさせるための『お手入れ』のコツ

熱々の土鍋を食卓へ運ぶ時、何気なく使っている鍋敷き。

木製や陶器製などさまざまな素材がありますが、テーブルへの熱の伝わり方に違いはあるのでしょうか。

そこで、鍋敷きなど暮らしの道具を扱う株式会社中川政七商店(以下、中川政七商店)に、素材による違いや、土鍋とテーブルを傷めにくい鍋敷きの選び方を聞きました。

木製は断熱性に優れ、陶器製は焦げる心配がない


熱した土鍋を直接置くと、天板が焦げたり変色したりするほか、ざらついた鍋底で傷がつくこともあるでしょう。

中川政七商店は、鍋敷きには土鍋の熱からテーブルを守る役割があり、素材ごとにいくつか違いがあるといいます。

素材 特徴 木製 ・同じ厚みや形状の場合、陶器より断熱性に優れる。
・重い土鍋を置く際の衝撃も和らげやすい。 陶器製 ・熱による焦げの心配がない。
土鍋の鍋敷き、使った後はどうすべき? 長持ちさせるための『お手入れ』のコツ

※写真はイメージ

このほか、藁(わら)やイ草を編んだものは焦げやすい一方、温かみのある見た目が特徴です。金属製には丈夫で長持ちするメリットがあります。

なお、布製は厚みが足りなかったり、中わたが熱で溶けたりする恐れがあるため、高温になる土鍋への使用は避けましょう。

中川政七商店では、焦げが目立ちにくいようにあらかじめ焼き色をつけた『焼桐の鍋敷き』や、職人が1つずつ手編みした『イ草鍋敷き』や『国産棕櫚鍋敷き』なども取り扱っています。

厚さは1cm以上、大きさは土鍋の底以上を目安にする


中川政七商店によると、土鍋にはしっかりと熱を遮る厚手の鍋敷きが向いているとのことでした。

素材にもよりますが、厚さ1cm以上を1つの目安にするとよいでしょう。

大きさは、土鍋の底と同じか、それ以上のものを選びます。

鍋敷きが小さいと土鍋が不安定になりやすいため、サイズに迷った場合は大きめを選ぶと安心です。


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なお、タオルなどの布を折り重ねて代用すると不安定になり、転倒する恐れがあります。

1枚で安定して置ける鍋敷きを使ってください。

土鍋が冷めた後もしばらく鍋敷きを使う


土鍋の底は高温になるため、どのような素材のテーブルであっても注意が必要です。

木製の天板は熱によって変色や変形が起こりやすく、また、樹脂製やガラス製の天板も熱に弱いものがあるため、厚手の鍋敷きでしっかりと熱を遮りましょう。

テーブルを保護するためには、土鍋が冷めた後もしばらく鍋敷きを敷いておくことが大切です。

ただし、加熱した土鍋の底を濡らすことは避けてください。急激に冷やすと、土鍋にダメージを与える恐れがあります。

なお、耐熱性を具体的に表示している鍋敷きは多くありません。


素材によっては、使い続けるうちに焦げが生じる場合もあります。

土鍋に使うものはいつか焦げる可能性も考え、使い込んだ姿まで気に入るかを想像しながら選ぶのも1つの楽しみといえるでしょう。

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鍋敷きは洗った後にしっかり乾かす


木製、陶器製とも、一般的な素材の鍋敷きであれば台所用洗剤で洗えます。

汚れを放置せず、洗った後はやわらかい布で水気を拭き、風通しのよい場所で自然乾燥させましょう。

特に、無塗装の木材や釉薬(ゆうやく、陶磁器の表面を覆うガラス質のコーティング)のかかっていない陶器は、汚れが染み込みやすいため注意してください。

また、木製の鍋敷きは、カビを防ぐためにしっかり乾かすことが大切です。

ただし、直射日光やエアコンの風による急激な乾燥は、反りや割れにつながるため避けましょう。浸け置き洗いも控えてください。


反りによって安定しなくなったものや、ひびが入った鍋敷きは使用を中止し、買い替えを検討しましょう。

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素材や形の特徴を知って鍋敷きを選ぼう


鍋敷きは、素材や厚み、形状によって熱の伝わり方や扱いやすさが異なります。

土鍋を安定して置ける大きさ、そして十分な厚みを基本に、素材ごとの特徴も踏まえて選びたいですね。

素材の特性を知り、使い込んだ時の風合いまで想像しながら、お気に入りの1枚を探してみてはいかがでしょうか。

[文・構成・取材/ブリジア]

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