壁に穴をあけて子猫を救った男性 2日後、塞いだ場所から出てきたのは…?
猫を飼うきっかけは、人それぞれです。
里親を募集する譲渡会や知り合いを介して譲り受けることもあれば、予期せぬ出来事が発端で、家族の一員になる場合もあります。
男性と子猫の出会い
2020年4月20日、住宅会社を経営するよしこ(@Takayoshi6211)さんは、出社後に壁から子猫の鳴き声が聞こえたといいます。
屋根裏に住み着く野良猫の存在を知っていたよしこさんは、「子猫が落ちてきたのかも」と、近くにあった適当な道具で壁に穴をあけました。
その時の写真が…こちらです!
朝、出社したら壁の中から子猫の鳴き声がしてた
— よしこ@建築&投資大好き (@Takayoshi6211) April 20, 2020
野良猫が屋根裏に住み着いていたのは気付いていたけど
落ちてきちゃったのかなあ
壁に穴を開けたら可愛い子がでてきた pic.twitter.com/tYB6pCYsxd
か、かわいい!!!
穴から出てきたのは、白い毛並みが特徴の子猫でした!
よしこさんはその猫に『ミルク』と名付け、自宅で飼うことにしたそうです。
出勤日に子猫を保護することができ、よしこさんはホッと胸をなでおろしたことでしょう。
しかし、子猫との出会いは、これだけにどとまりませんでした。
2日後、よしこさんが出社すると…
同月22日、出社したよしこさんは、再びTwitterを更新。
「意味が、わから、ない」
そのひと言とともに、投稿された動画が、こちらです!
意味が、わから、ない
— よしこ@建築&投資大好き (@Takayoshi6211) April 21, 2020
もう飼えない‥もう飼えないんだよ‥ pic.twitter.com/AK8cFfUbM9
なんと、ガムテープで簡易的にふさいだ穴から、子猫が合計5匹も出てきたのです!
よしこさんは、ミルクちゃんを迎え入れたばかりで、「これ以上飼えない」と、頭を悩ませたことでしょう。
その後、毛布を敷いたカゴに5匹を入れ、屋根裏に約15分ほど置いたところ、母猫が連れて行ったといいます。
一連のエピソードはまたたく間に拡散され、たくさんの『いいね』とコメントが寄せられました。
・壁に穴をあけて救出するなんて、すごいです!
・かわいい侵入者ですね!よしこさんのように優しい人に救出されて、安心しました。
・親猫が連れて行ってくれて、本当によかった!
「親子全員を保護できたら素敵」との声も見受けられましたが、よしこさんいわく、親猫は人間を威嚇し、一切近寄ってこないため、保護が難しいのだとか。
よしこさんは「今後、捕獲する方法を考え、避妊手術を受けさせたい」と語っています。ちなみに、ミルクちゃんは親猫に返さず、よしこさんがそのまま飼うことにしたそうです。
よしこさんとミルクちゃんの出会いは、運命だったのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]