芸能界の『バトンリレー』に「遠慮して」 秋元才加の思いにさまざまな声
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行り始めた頃から、SNSで目立ち始めた『〇〇バトン』や『〇〇繋ぎ』、はたまた『〇〇チャレンジ』などの名前がついた企画。
お題に沿った投稿をし、次の人にバトンをリレーしていくという流れで、主に芸能人の間で流行していたものですが、一般人の間にも広まりつつあります。
しかし、こうしたバトンリレー企画に積極的な人ばかりではない様子。
元AKB48の秋元才加さんは、2020年4月19日、自身のTwitterで「本当ごめんなさい」とバトンリレー企画への思いをつづりました。
本当ごめんなさい♀️
— 秋元才加 SAYAKA AKIMOTO (@akimotooo726) April 19, 2020
毎日一生懸命生きているだけでも結構なカロリーを消費しているので、最近よく見かけるリレーとかバトンを私に回すのを遠慮して頂けると有り難いです♀️
私は隅っこで誰にも関わらず一人で踊っていたいのです。
無視した感じになってしまうのもちょっと心苦しかったので
秋元さん以外にも、お笑いトリオ『安田大サーカス』のクロちゃんや、お笑いコンビ『霜降り明星』の粗品さん、モデルでタレントのみちょぱさんなどが、同様に「苦手」と思っていることを明かしています。
もちろんバトンリレー企画への参加は強制ではなく、本人の意志次第。
しかし、自分が止めてしまうことで「無視しているように思われてしまうのでは」「ノリが悪いやつと思われるのでは」と、周囲に合わせなければいけないプレッシャーが苦手意識につながっているのではないでしょうか。
秋元さんの投稿は反響を呼び、さまざまな意見が寄せられています。
・相手の気持ちを理解して次につなげなければ、ただの『不幸の手紙』にしかならない。
・その気持ち、すごい分かる。断る勇気も必要ですよね。
・別に強制ではないのだから、わざわざ「無理」とかアピールしなくてもいいのでは?
・同調圧力だよね、こういうの。強制じゃなくても、「やらなきゃ」と思わせる時点でどうかと思う。
人と人とのつながりを感じさせるバトンリレー企画ではあるものの、逆に企画への参加を負担に感じさせてしまっては元も子もありません。
参加しないことでバッシングを受けることがないように、ネット上のモラルも大切にしたいもの。
企画の意義は尊重するものの、最終的な判断は相手にゆだねられる…誰もがその意識を持てるといいですね。
[文・構成/grape編集部]