土井善晴先生の米に対する『考え』がネットで話題 「笑った」「大好きすぎる」
柔らかな物腰と軽妙なトークで人気を集める、料理研究家の土井善晴先生。
テレビ出演だけでなく、TwitterやYouTubeなども通して、料理にまつわる豆知識を丁寧に紹介しています。
土井善晴先生関連の記事はこちら
新型コロナウイルス感染症による外出自粛で、自炊をする人が増えている2020年5月現在。改めて、料理について学んだり、知識をたくわえたりする人もいるでしょう。
2016年にYouTubeに公開された、土井先生の米の洗い方にまつわる動画が「素晴らしい」と、ネット上で再び注目されています。
土井善晴の米に対する持論が清々しい
米をとぐ際に水を変える回数は、人それぞれでしょう。
動画の中で、土井先生は水を何回変えるかについて、次のような持論を展開しました。
水が完全に澄むところまで変えたほうが、お米としてはおいしくなります。
だけども、今の人たちが変えてはいけないというようなことをいうとすれば、お米の栄養価がなくなるということなんです。
まあでも今は別にお米から栄養とらんでもいいわけでしょ。
だからおいしくということであったら、水が完全に澄むところまで変えてもらったほうが、米の風味は活きてくるんだということですね。
土井善晴の和食アプリーより引用
水が澄むまで洗ったら、味はいいが栄養価が落ちるという状況について、土井先生は「今は米から栄養を取らなくてもいいわけでしょ」と、ザックリ!
土井先生の発言に対し、ネット上ではさまざまな感想が寄せられました。
・土井先生のそういうところが大好き!
・笑った。土井先生の教え方には愛情を感じる。
・その通りだな。適当さ加減がちょうどいい。
もちろん、土井先生は1つの考えを提示したのであり、米の味と栄養価のどちらを優先して洗うかは人によります。
土井先生の料理に対するおおらかなスタンスも、多くの人に愛される要因といえそうです![文・構成/grape編集部]