「あまりにもむごい」 尾木ママ、学校の教育体制に自論を展開
2020年5月現在新型コロナウイルス感染症の影響で、約3か月間休校が続いている学校が多くあります。
学校は生徒に課題を出したり、オンライン授業を始めたり試行錯誤しているようですが、タレントの尾木直樹(通称・尾木ママ)さんはその教育体制にブログで苦言を呈しました。
尾木ママ「あまりにもむごい」
尾木さんは、親が我が子に課題をやらせようと指示し、過干渉することを危惧。
また、音楽や美術などの授業でプリントの課題を出すことに疑問を感じるようです。
その上で、このままでは子供たちの居場所がなくなることについて持論を展開しました。
間違いなく〈学校嫌い〉〈不登校〉にーー
○ 学校は休校、部活もない、友達とも会えない。家庭も学校化では子どもたちの【居場所】が消える
まるで〈子どもが子どもらしくいられる時間・空間・仲間という子どもが育つ【三間】(さんま)保障されないのです
あまりにもむごい!
もちろん
学校も苦肉の策で、こんな学校を否定するやり方がいいとは考えていないはずーー
家庭もやりたくもない
ということは文科省の方針が間違えていないでしょうか?
尾木直樹(尾木ママ)オフィシャルブログーより引用
尾木さんは「もちろん学校も苦肉の策だろう」と理解を示すものの、現在のやり方では子供が育つ環境が整っていないといいます。
また、オンライン授業をしている学校でも、次のような不満が尾木さんの元に届くとのこと。
・ぶっつけ本番で教科書を読むだけの動画を送ってくる。
・動画の始めから終わりまで一度も顔を見せない。
・やるべき課題だけを送ってくる。
尾木さんは、「これはオンライン授業とはいえない」と強く否定し、授業に大切なものを説きました。
オンライン授業の原則は
《双方向》
《子ども参加》
《先生は笑顔》
《子どもたち同士の議論・発表する顔が見える》
この四点は大事にして下さいね
尾木直樹(尾木ママ)オフィシャルブログーより引用
教員も初めてのことに戸惑いながらの授業なのでしょう。
尾木さんは「最初から上手くいきません。でも大丈夫!4~5日経てば慣れてきますよ」と励ましました。
【ネットの声】
・オンライン授業は家庭環境の問題もあるから、一筋縄ではいきませんね。
・この先の学習が不安です。家庭学習だと親が怒ってばかりで悪循環です。
・みんなが初めてのことだから最初からうまくはいきません。
子供にとって学習することは大切なことです。
先行きが不安ではありますが、さまざまな工夫で子供の学習が保証されることを願います。
[文・構成/grape編集部]