『新しい生活様式』を理解し、それを励行することが「自分の命を守る」ことに繫がっている
こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言』にお付き合いください。
『新しい生活様式』とは
今年のゴールデンウィークは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う『緊急事態宣言』が、5月31日まで延長されたことにより、全国が『ステイホーム』で 故郷への里帰りもなく、毎年見慣れた空港の旅客や、新幹線帰省での、見送り、出迎えの微笑ましい光景は 全くありませんでした。
新幹線は、乗客0人で出発した列車もあったそうです。昔風に言うと閉門(へいもん)蟄居(ちっきょ)に近い『ステイホーム』で、海辺や行楽地で子供達や家族連れが、笑顔で楽しんでいる映像など、何処にもありませんでした。
ゲームやテレビに飽きたお子さんが、ストレスが溜って暴れ、父親が手を挙げる…というニュースが毎日のように聞かれました。
正に過去、誰も体験したことの無い重圧感のある毎日でしたが、ようやくトンネルの出口が見え始めた感じでしょうか…?この程、政府の専門者会議から『新しい生活様式』が提示されたのです。
それによりますと、「外出時は症状がなくてもマスクをし、帰宅したら先ず、手や顔を洗い、できるだけ早く着替えたり、シャワーを浴びたりする。毎朝、体温測定をし、食事は対面でなく横並び、娯楽やスポーツでの歌や応援は、十分な距離をとるか、オンラインを活用する。
そしてトイレは、感染リスクが比較的高いために、清掃は通常でよいが、用を足した後は、蓋(ふた)を閉めて流すように」と求めています。
毎日の家庭生活の中で、一番楽しく家族の団欒やコミュニケーションがはかれる食事の席が 横並び…。これでは寿司屋や居酒屋のカウンターになってしまうかもと…。
でも専門家さえ体験したことのない 恐怖のウイルスとの戦いです。提示された『新しい生活様式』を理解し、それを励行することが「自分の命を守る」ことに繫がっていると思っております。<2020年5月>
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。
東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2019年現在、アナウンサー生活61年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。
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