配達員にマスクを渡した女性 後日、ポストの中に入っていたのは…
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行を受けて多くの人が不要不急の外出を控える中、荷物や手紙を届ける配達員は日々懸命に働き続けています。
配達員は人々が生活を送る上で欠かせない存在ですが、一部にはコロナウイルスへの不安からか、心ない態度を取る人もいるようです。
配達員にマスクを渡したら
えりざべす(@Kafuntsurai_18)さんは、車で移動中に聞いていたラジオで、配達員が時に客からひどい言動を受けているという話を知り、悲しくなったといいます。
帰宅後、ちょうど荷物が届いたため、えりざべすさんは少しでも役に立ちたいという想いから、余っているマスクを郵便局の配達員に渡しました。
それから数日が経ったある日、ポストを空けると中に入っていたものに驚いたといいます。Twitterに投稿されたこちらの写真をご覧ください。
うちは、花粉症と鼻炎が居て、マスクに少し余裕があったから少し分けてあげたんだ数日後、ポストを開けたらビックリこちらこそありがとう #頑張れ配達員#困った時はお互い様#コロナに負けるな#涙の配達員 pic.twitter.com/LrioTyPpsn
— えりざべす (@Kafuntsurai_18) 2020年5月18日
先日は貴重なマスクをいただき、とても感謝しています。
まだまだ手に入らないので大切に使わせていただいています。
おすそ分けです。召し上がってください。
中には菓子と紅茶、そしてマスクのお礼をつづった丁寧な手紙が入っていました。
一時期に比べて市場に流通してきたとはいえ、まだ場所によっては手に入りにくいマスク。郵便局の配達員は、えりざべすさんの気持ちを嬉しく感じたのでしょう。
思いやりの精神を感じる親切なやりとりに、心が温かくなりますね。
[文・構成/grape編集部]