加藤浩次、亡くなった木村花への中傷に怒り 「言葉で相手を刺してる」
2020年5月23日、プロレスラーの木村花さんが22歳で急逝。
生前、木村さんが出演していたリアリティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)の中での言動に対し、SNS上で誹謗中傷が寄せられていました。
加藤浩次がネット上の誹謗中傷に怒り
情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)は、同年25日に木村さんの訃報について報道。
ネット上で行われる匿名の誹謗中傷について、番組MCを務める加藤浩次さんが厳しい口調で意見を述べました。
完全に(相手を)刺しにいってるんですよ。言葉としては。
「死ね」とか「テレビからいなくなれ」とか、相手を傷付けにいってるじゃないですか。
相手の自尊心を削りにいってる、そんな言葉は絶対にダメだと思うんですよ。
発する言葉でも伝わる部分はあるし、文字になってもその人の気持ちは文字にのっかりますよね。
その時に(誹謗中傷を発信した人は)「あ、私そんなつもりじゃなかった」じゃ済みませんよ。相手を傷付けにいってるんだから。
なにか物事に対して「それは違う」とか「僕はそう思わない」とか意見交換としていろんな言葉があっていいと思う。
でも、相手を傷付けにいく言葉というのは絶対ダメなんですよ。文字になっても(相手を傷付けようとする意図が)相手に伝わるの。
それが1日に100件とか、どんどん入ってきたらつらいだろうな。
スッキリーより引用
木村さんの早すぎる死を悼み「誹謗中傷する人はあえて相手を傷付けるようなことをいっている」と指摘。
「自尊心を削る言葉は絶対にダメだ」と怒りの声を上げました。
また、そういった誹謗中傷を取り締まる必要性についても言及しています。
心を削りにいくような言葉を発する人間は減るんだろうか。
そういう人間は少なからずいて、そういう人間に対して、誹謗中傷を発信するのはやめましょうと啓蒙するのは簡単なんだけど、なくなるんだろうか。
じゃあやっぱり、そういう人間を取り締まらなければならないんじゃいのって僕はなっていく気がするんですけどね。
スッキリーより引用
加藤さんの意見に対し、視聴者からは「正論だと思う。取り締まりが必要な段階」「残念ながら、どんなに訴えかけても伝わらない人もいる」など賛同するコメントが寄せられました。SNS上での心ない発言や誹謗中傷に傷付く人がこれ以上出ないようにするためにも、具体的な対策が求められています。
[文・構成/grape編集部]