2020年5月31日 10:08
SNSで話題の星野源『うちで踊ろう』は、演奏者への愛がたっぷり その理由とは…
新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言で、自宅で過ごす日々が続いていました。宣言は解除されましたが、以前のように自由に出歩くことが難しい状況。
そんな中、星野源さんが、音やダンスを重ねてコラボしたり、カバーをアップして欲しいと、『うちで踊ろう』を作詞・作曲し、ネット上に公開しました。
これまで、さまざまなアーティストや芸能人、政治家までもが、それぞれの形でコラボした動画が話題に。
そんな『うちで踊ろう』は、合わせて演奏・演技する人への気配りが神だと、別の方向性でも注目を集めているのです。
タイトルから音域、グルーヴ感まで
まず、『うちで踊ろう』というタイトル。
なんらかの事情で踊れない人も、せめて胸のうちで踊って欲しいとの思いから、『おうちで踊ろう』ではなく、『うちで踊ろう』というタイトルに…。
事情があって踊ることがキビシイ人にも、心で楽しんで欲しいとの気遣いが、タイトルに表れていますね。
そして、次に注目すべきは、その音域。使われているのは、五線のなかに全ておさまる音のみです。
もっと、くわしく見てみると、一番下の音も、一番上の音も「レ」。ということは…「リコーダー」