『しゃれことば』や『むだ口』をよく使って会話を楽しんだ『寅次郎シリーズ世代』
こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言』にお付き合いください。
懐かしの『しゃれことば・むだ口』
今の東京ドームではなく、かつての後楽園球場時代です。巨人・大鵬・卵焼の頃だったでしょうか。プロ野球では当方は『長嶋ジャイアンツ』でした。
立大で同級生だったこともあり、長嶋選手がチャンスにバッターボックスに入ると「来たか長(チョー)さん待ってたホイ!」てなことを投げると、隣の友人が「あたり前田のクラッカー!」などとまぜっ返し、楽しく応援したものです。(俳優の藤田まことさんがヒットさせたクラッカーのCMのことです)
そんな『ことば遊び』は、PC、スマホ時代に入ると、もう聴かれなくなってしまいましたね。
きょうは、映画『寅次郎シリーズ世代』が『しゃれことば』や『むだ口』をよく使って会話をより楽しんだことをご紹介したいと思います。『しゃれことば、まぜっ返し、へらず口』として覚えたことばです。
おっと合点承知の助、驚き桃の木山椒の木、恐れ入谷(いりや)