理不尽な怒りを向けられた男性 憤怒しながら妻に話すと…?
人工甘味料(@3slegend)さんがTwitterに投稿したエピソードに、注目が集まっています。
ある日、投稿者さんは買い物中、高校生くらいの店員に怒鳴る高齢者を見かけました。
きっと高齢者の怒りが理不尽なものだったのでしょう。店員を気の毒に思った投稿者さんは、仲裁に入ったそうです。
すると、高齢者は頭に血がのぼっていたためか、怒りの矛先を投稿者さんに向け、右頬を叩いてきたのです。
※写真はイメージ
その後、店側からはお礼と謝罪があったそうですが、高齢者への怒りが収まらなかった投稿者さんは帰宅後、憤怒しながら妻に一部始終を話しました。
すると妻は「待ってて」といい、自宅を出てコンビニのケーキを買って帰ってきたのです。
妻の行動に困惑する投稿者さん。
すると、妻はケーキを購入した理由をこう告げました。
「偉いから!」
※写真はイメージ
言うか迷った話だけど
— 人工甘味料 (@3slegend) June 1, 2020
この前店員を怒鳴ってる爺が居た
店員が高校生ぐらいで可哀想だったので
それを仲裁したけど
怒りの矛先が自分に向いて
爺に右頬を叩かれた
店からは謝罪と礼を言われたが
むかっ腹が立って帰って嫁に愚痴った
嫁は待っててと言って家を出て
数分後ローソンのケーキを買ってきた
え?何でって気持ちになったけど
— 人工甘味料 (@3slegend) June 1, 2020
嫁は『偉いから!!』と褒めてくれた
その時にふと気づいたけど自分は
怒りに対して
怒りで解決しようとしていたが
嫁は怒りを
ご褒美って違うベクトルで解決してくれた
もし今怒ってる人が居たなら
人に当たらずに
自分にご褒美を与えて欲しい
解決法は1つでは無いから
妻のひと言を聞いた投稿者さんは、高齢者の怒りに対し、怒ることで解決しようとしていた自分に気が付いたといいます。
思いやりのある妻の行動から気付きを得た投稿者さんは、自身の体験からこうつづりました。
もし今怒ってる人がいたなら、人に当たらず、自分にご褒美を与えてほしい。
解決法は1つではないから。
投稿者さんのエピソードには、5万件以上の『いいね』とコメントが寄せられました。
・幸福のベクトルを瞬時に生み出せる妻、素敵です!負のぶつかりを自ら止めた投稿者さんも尊敬します。
・とても納得しました。
ものの見方は1つではありませんね。
・いい妻すぎて泣いた…。こんな発想ができる人になりたい!
理不尽な怒りを向けられたら、誰でもいい気持ちはしないでしょう。
しかし、やり場のない怒りを抱えても、心が荒むだけで何の解決にもなりません。
投稿者さんの妻のように、負の感情を好転させるきっかけ作りが大切ですね。
[文・構成/grape編集部]