「スポーツ選手は政治的発言をするな」と言われた大坂なおみ 反論に全世界から称賛の声!
生まれや肌の色を理由に偏見を持ち、他者を傷付ける人種差別。世界中で長年問題視されています。
2020年5月25日にアメリカで黒人男性が偽造紙幣使用の疑いで白人警官に取り押さえられた後、暴行を受けて死亡。
その際撮影された動画では、白人警察に首をヒザで数分間押さえ付けられた黒人男性が「息ができない」と訴えていました。
この事件を発端に、アメリカでは人種差別への抗議運動が広がっています。
「政治的発言をするな」という言葉に、大坂なおみが切り返し
ハイチ系アメリカ人の父親と日本人の母親を持つ、女子プロテニスの大坂なおみ選手。
今回の騒動を受け、大坂選手は同月30日に人種差別に抗議するコメントをTwitterに投稿しました。
『警官による差別行為』で広がる抗議大坂なおみの反応に共感集まる
「自分の身に起きていないからといって、それが起きていないということにはならない」とつづり、人種差別問題を看過すべきではないと訴えた大坂選手。
そのメッセージに共感する声が多数上がりましたが、中には大坂選手の言動をよしとしない人もいるようです。
同年6月4日、大坂選手に対し、英語でこのようなメッセージが寄せられました。