くらし情報『今、アメリカで起きていること理解できていますか? 映画から見る『黒人差別』』

2020年6月9日 18:43

今、アメリカで起きていること理解できていますか? 映画から見る『黒人差別』

『黒人差別』を描いた作品④デトロイト

次は、公民権運動以後、1967年に起きたデトロイト暴動事件を描いた、キャスリン・ビグロー監督による、2017年公開の映画『デトロイト』です。
今、アメリカで起きていること理解できていますか? 映画から見る『黒人差別』

黒人たちの不満が爆発し、ミシガン州デトロイト市で起きた約5日間の暴動を群像劇で描いた本作。

物語は3日目にモーテルに宿泊中の黒人男性たちが、おもちゃの銃を撃ったことをきっかけに、怒涛の展開になだれ込みます。


今、アメリカで起きていること理解できていますか? 映画から見る『黒人差別』

無実にも関わらず尋問・暴行、果ては殺人にまで発展した白人警官の横暴を描いたシーンは強烈のひと言…。白人警官役のウィル・ポールターの怪演は必見です。

なお、物語で重要な役である黒人警備員役を演じたジョン・ボイエガは、フロイドさんの死亡事故に端を発したデモにも参加しており「キャリアに影響が出ようがかまわない」と熱いスピーチを行い、正義感あふれる姿で大衆を勇気付けています。

『黒人差別』を描いた作品⑤フルートベール駅で

最後は、2013年の映画『フルートベール駅で』です。

今、アメリカで起きていること理解できていますか? 映画から見る『黒人差別』

2009年にアメリカ・サンフランシスコで実際に起きた凄惨な事件を、当事者となったオスカー・グラントの日常を追いかける視点で描いた本作。

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