スベスベマンジュウガニとはどんな生き物? 名前はかわいいけど、実は…
みなさんは『スベスベマンジュウガニ』という生き物を知っていますか。
名前はとてもかわいらしく、おいしそうですが、食べると死に至ることも…。
この記事では、スベスベマンジュウガニとはどんな生き物なのか、また、それをテーマにした歌もご紹介します。
スベスベマンジュウガニとは?
スベスベマンジュウガニは、甲羅の幅が5cmほどの小さなカニです。
名前の由来は、丸くてすべすべとした滑らかな甲羅を持っていることから付けられたといわれています。
体の色は暗褐色で、甲羅に白っぽい斑模様があるのが特徴です。
スベスベマンジュウガニ
日本では、千葉県から沖縄県沖の太平洋沿岸に分布し、岩場やサンゴ礁などに生息しているそう。
そんなスベスベマンジュウガニは、そのかわいらしい名前とは裏腹に、筋肉などに強力な神経毒『テトロドトキシン』や麻痺性貝毒を持っているといいます。
そのため、食べると呼吸困難や意識障害などの症状を引き起こす恐れがあり、最悪の場合は死に至ることもあるのだとか…。
神奈川県にある新江ノ島水族館の『トリーター日誌』では、スベスベマンジュウガニの危険性をこのように紹介しています。