「こんなに想ってくれる国があっただろうか」 台湾が日本に防護服5万着寄贈し、話題沸騰
台湾政府が超党派議員連盟『日華議員懇談会』を通じて、防護服5万着を日本に寄贈していたことが2020年6月13日に判明し、話題となっています。
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の流行により、医療物資が不足していた日本。
防護服も不足したため、レインコートやポリ袋などを代用し、急場をしのがなければならないこともあったようです。
緊急事態宣言が解除された後も予断を許さない状況の中、台湾の支援に喜びや感謝の声が上がっています。
梅雨を迎え、災害が起こる前の支援
産経ニュースによると、防護服は5月末に日本に到着しており、5万着のうち2万5千着は台湾系医療従事者に、残る半分は日本の消防関係者に提供されたとのこと。
詳細について、次のように報じられています。
防護服は品薄が指摘されており、梅雨の季節を迎え災害の発生も予測される中、日本各地で消防団が中心となって避難所における活動などに従事することを想定したという。
産経ニュースーより引用
例年、豪雨などで災害が起こりやすい日本。
災害時の活動を想定し、事前に消防団に防護服を配るようです。
なお、『日華議員懇談会』の会長である古屋圭司衆議院議員は、Twitterで消防庁とすでに協議していることをつづっています。