日本酒なのにコルク栓 パリの街から誕生の「セラヴィ」を飲んでみました
2020年5月、フランス・パリ近郊の醸造所『KURA GRAND PARIS』で製造された日本酒スタートアップ株式会社WAKAZEの『ワカゼ セラヴィ』(WAKAZE C’est la vie)が日本でも発売されました。
『セラヴィ』とは、フランス語で「これが人生」を意味する慣用句だそう。
なんと、このお酒はフランスのリヨン近郊でとれたカルマグ産の米と米麹、フランスの水のみが使用されているそうです。
このエリアでは歴史上初めて醸造され、すべての原材料が100%フランス産の日本酒です。
早速、インターネットで注文しましたが、日本酒なのにコルク栓。
ラベルも、まるでワインのエチケットのよう。
注いでみると、柔らかく熟した桃の果肉から作られたジュースのように柔らかくて、どちらかというと白ワインに近い色合い。
日本酒でいうなら、ふくよかで芳醇な、少し甘めの純米酒をイメージさせます。
早速試飲してみると、意外にもフランスワインに感じられるようなミネラルが、かなりしっかり感じられます。
そのせいか、スッキリさわやかで後味がよく、糀独特の甘酸っぱいニュアンスもあり…やっぱり日本酒です!
香りはワインほど強くありませんが、とてもフルーティで洗練された味わい。